第5話それから半年
「ふぅ……」
あの事がおきてから約半年かなぁ
あのバカ犬とバカトカゲのおかげ?で魔力や身体能力が大幅に上がったけど……
きつかった……俺自身死ぬかと思った……
今も尚訓練に明け暮れる毎日…
《ほ~れ、よそ見してると死ぬぞ》
遠くから声が聞こえる
こいつら遠慮なしにやりやがって 汗を腕でぬぐいながら回りを見渡す
其処には4匹の獣?がいる
白い虎、青く細長いドラゴン、怪獣ガメラみたいな黒亀、赤く飛ぶ孔雀
そうこいつらがあのバカ2匹の眷属だ
「お前ら、遠慮なしにいたぶりやがって」
俺はそう言いって手に魔力を込める!そして手から雷の魔法を放つ でもその魔法もさすが神獣の眷属 簡単に受け流すかよける
「チッ やっぱり効かないか」
そう呟いた後に 4匹が攻撃してくる
それを俺はギリギリに避けて距離をとる
次の攻撃に備えようとした その時だった
別の場所から声が聞こえる
《そろそろ終わりだ ちょっとこっちにこい》
声がした方向に目を向ける バカ犬がいる
そして俺はしぶしぶながらも呼ばれたのでそちらに向かう
其処にはバカトカゲとバカ犬がいた……
「なんか用?」
俺は聞く
そいつら2匹は首を振りながら喋り出す
《そろそろお主に教えるのは終わりだ》
「えっ?そうなの?なんで?」
不思議そうに俺は聞いた それと同時に安堵した自分がいた
《お主は人間じゃろ?普通の人間よりは多分お主は強いと思う……それにわしたちの眷属はこの世界の守り神と言う存在じゃ そろそろ土地土地に帰らなきゃならん それとお主もこの世界を見て回らないのか?》
それもそうか…長い事ここにいたもんな俺はちょっと寂しく言った
「ありがとう」
それと同時にこれからどうしようと不安で一杯になるのだった……
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