【夜に煌めく炉は蒼銀で】 用語集
「プロローグ」
〇プロローグ【上】 新しい職場
❖シャレル魔導学校
シャレル魔導学校長 クレディアル。
大陸1の魔導学校とされている。全6学年。
❖隠密機動
女王直属の特殊機関。
女王の言葉は絶対で、メンバーが見た物、感じた物、全て互いに同意の上で共有する事が義務付けられている。
特殊部隊に所属してる奴らは皆純人間じゃない。
6月~9月に掛けては毎年忙しい時期。
「第一章」
〇第1話 まずは壇上に上がる所から
❖貴族階級
女王にとって直属の臣下とも呼べうる立場の貴族である第1級貴族。城下で最も位の高い階級で、何処かの大企業の社長や何処かの地主や領主などの第2級貴族。戦果的な素晴らしい業績を挙げて貴族になった第3級貴族。第3級貴族とは違い、商業的な素晴らしい業績を挙げて貴族になった第4級貴族が存在する。
〇第3話 友の為なら何処へでも
❖外出札
夜間、任務がある際に外出している事を示す札で実はディアルとシャルのみ開けられる仕掛けになっている。中には軽い要件と大雑把な行き先が書いてある。
元々は仕事で使っている技術。
❖帰還札
「校内在中」と書かれたただの木の札で、意味もそのまま。
〇第4話 我らが帝国を支える柱達
❖ネビュレイラハウロ帝国
本作のメインとなる帝国。
アルディエを女王として数千年の間無敗を誇る帝国。戦力もそうだが魔法的な意味でも、科学的な意味でも、医療的な意味でも世界的に注目されている国。
首都はシャレル魔導学園のあるフィーレル街。
❖
種族的に最強と謳われる竜人種の一種である、永久に氷のような透き通った髪と凍える程の体温を持つ事で有名な竜人。
〇第7話 扉は開かれた
❖偽名
もっとも初歩的で、もっとも大切な物。
呪術系の魔法への対策。
〇第9話 恐怖も絶望も、全て腕の中で溶かして
❖蛇の鱗
ティアが過剰な程のストレスを感じた際に体躯に疎らに生えてくる鱗。
ストレス発散を終えるまで常に意識が朦朧としており、1人で歩く事すらままならない。
〇第12話 まずは技量を見てから始めよう
❖無詠唱
呼んで字の如くだが行える者はかなり少ない。
❖術式
魔法式とも呼ばれる魔法の命令式。
❖魔術
魔法陣を必要とする時間が必要だが完成度の高い魔法。
魔法陣を使って行う、儀式的な物。
❖魔法
魔力を使用して行う力。
頭の中で魔法式を構築する、科学式みたいに構造さえ分かっていれば使える力。
〇第13話 まぁ何処にでも裏技はある
❖魔封石
魔力を全体の8割封印する石。
〇第14話 当たり前に価値なんてない
❖複合魔法
2つ以上の異なる魔法を合成した魔法。
❖魔力の流れ
そもそも魔力と言う物は人間が呼吸している際に共に体中を巡ってる。だが、息を止めながら、水の中を泳ぎながら、空を飛びながら、だとまた流れが変わる。
酸素と魔力が比例し、酸素が減ればその分魔法発動タイムが遅れる。
❖地雷魔法
誰にも気付かれずに相手の慢心を陰から崩せるような魔法。
〇第15話 リスクを恐れれば成長はなく
❖黒魔術
生命や尊厳、権利を害する事のみを目的として作られた魔術。所持しているだけでも重罪になる事があり、厳しく規制されている。
ただ物によって例外があり、黒魔術ではあるがそれを克服する為に。相殺された黒魔術も存在する為、許される場合もあるがその場合は専門家の同伴が必須。
❖極大魔法
時間を短縮出来ない強大な魔法。
❖召喚魔法
黒魔術から生まれた安全な魔法。召喚獣を召喚する為の魔法。
真っ黒な紙と羽ペン、赤いインクが必要。
召喚者の情報を提示する為に召喚獣達にとっての契約書である黒い紙に召喚者の血で魔法陣を描き、それを煉獄の炎と呼ばれる召喚獣達にとって普通の炎である蒼い炎で燃やす。燃やした事で此方の世界と召喚獣達の世界を繋ぐ門を作り、情報に基づいて召喚者に興味を持った召喚獣が召喚される。ただ召喚する為だけの魔法でもあり、魔術でもある魔法。
❖召喚獣
召喚魔法で召喚した生物の事。
〇第17話 古きと新しきはいつも隣り合わせ
❖魔道具
魔法が使えない人でも使えるような物、魔法師の補助をして更に高位の魔法を使う為の魔力が込められた道具。
〇第18話 開く扉は人それぞれ
❖魔導
魔術レベルの完成度と無詠唱の双方が出来てようやっと行う権利を得られる魔法。
習得者の絶対数がかなり少ない。土地によっては“神の奇跡”と呼ばれる事もある。
〇第22話 覚悟は未来を切り開く
❖契約獣
契約者が死ぬまでの半永続の契約をした召喚獣。
❖使い魔
一時的な数時間とかの制限を付けてする間に合わせのような契約をした召喚獣。
❖魔法師
魔法を行使する者の呼称。
❖魔導士
魔導を行使する者の呼称。
❖基本法典
ネビュレイラハウロ帝国の法律の1つで、世界人口の約6割を占める魔法や錬金術などの特殊能力や魔法を持たない者や事象に適用される分野。
❖医学法典
ネビュレイラハウロ帝国の法律の1つで、医学方面に関する者や事象に適用される。
❖錬金術法典
ネビュレイラハウロ帝国の法律の1つで、錬金術に関する者や事象に適用される。
❖軍事法典
ネビュレイラハウロ帝国の法律の1つで、軍事に関する者や事象に適用される。
〇第24話 誰も知らないはずなのに
❖
読んで字の如く、契約者と契約獣の魂を繋ぐ物。契約者が体調悪かったり、怪我をしてたりしたら勿論契約獣にも反映されるし、逆も然り。契約獣の方が寿命が長いから契約者の寿命も延びる。
注意しなければいけないのが契約獣が体内で猛毒を作る体質だったりとかしたら契約者もその体質に変わるし、食事だって契約獣の分も食べなきゃいけない。それだけ過酷な環境に身を置くって言う宣言でもある。
片方が死ねば勿論もう一方も死ぬ。
仮に失敗した場合は時に腐敗し、時に液状化し、死に方は様々だがまともな死を迎えない。
❖
煉掟と契約を結ぶ者の呼称。
〇第25話 誰も知らないもう1つの世界の歴史
❖
竜種の頂点に位置していた、魔力じゃなくて脈力を行使していた竜。
❖
人間達が召喚獣と呼ばれる者達が住む世界の事。
〇第28話 あの時の約束を破る訳にはいかないから
❖
呼吸に伴い、体内の魔力が暴走してしまった状態。
最悪の場合、自身の体温で死んでしまったり、魔力が暴走し過ぎて吐血する事もあり得る。
❖脈力
龍脈の魔力と呼ばれていたどの生物からの致死量が高過ぎる猛毒。
❖龍脈
世界中の地中深くに太古から存在する、“自然その物の魔力”。生命体が使う魔力とは性質が全く異なり、生命体には強大過ぎて、膨大過ぎてかの竜でも死んでしまう程の有毒を誇っている。
❖脈暴走
呼吸に伴い、体内の脈力が暴走してしまった状態。
症状は魔暴走と変わらない。
〇第31話 人と燐獣の相の子
❖
精霊には見えると言われる、魔力の流れ。蒼い水流。
キラキラしてて、宙を舞ってる。
❖
精霊には見えると言われる、脈力の流れ。紅色の水流。
キラキラしてて、宙を舞ってる。
❖
輪廻零界の精霊達。
〇第33話 幻想を追い求めた所で
❖
魔力よりも、脈力よりも遥かに超常的な力。飂の最終手段として用いられた力。
脈力よりも遥かに強力で、山を溶かす事も出来た。
〇第34話 貴方が倒れてしまう前に
❖謳い継がれる
燐獣の分類の1つ。
謳い継がれる永語に分類される燐獣の殆どは“人工的に”造られた燐獣でその数も多く存在しており、“燐獣らしくないが燐獣らしい”と矛盾した評価を貰っている。
謳い継がれる永語については非常に謎が多く、制作者も1人だけと言われているが誰が造ったのか、今も造っているのか、何の為に造ったのか。どれ1つ判明していない。
〇第35話 謳い継がれる永語
❖
燐獣達の住む輪廻零界にある図書館。
幾つかあり、それぞれが何かを司っている。
❖深叡なる揺籠
幻夢書架の1つ。
海の底に沈む、叡智を司る幻夢書架。
❖
輪廻零界の外宇宙に存在する世界の1つで、魂や燐獣にとっても神と呼べうる存在。煉掟卿のように特殊な運命の元に生まれた者達が自我を持って旅する事を許された世界。
〇第38話 分かってる、これは全て俺の我儘なんだ
❖煌星の輝き
魂魄幽界での命の流れで、人間の言葉で言う三途の川を越えて生まれ変わる為に川を通る事。
❖幽星の輝き
魂魄幽界での命の流れで、人間の言葉で言う三途の川を越えてあの世に落ちる事。
〇第62話 失われた夜煌の民の最期を
❖
古の一族。燐獣や惑星との結びつきが強く、自然に愛されていた。
一族の約半数が半燐獣である夜煌炉。自然と同じく意思なき命である惑星その物との結びつきが強く、自然に愛されて自然と共に生きていた。
❖
燐獣と人間が融合した存在。
❖
燐獣、竜人、魔流、龍脈の結合した夜煌炉よりも上位の存在。
異種族よりも遥かに昔に絶滅した燐獣達ですら膝を折り、首を垂れてしまう程の高貴な存在。
〇第69話 全く堪え性のない奴め
❖四大大公家
ネビュレイラハウロ帝国に存在する、建国当時から女王に忠誠を誓い、献身を捧げる、忠義を尽くす大公家の事。その名の通り数は全部で4つある。
1つは生を司り、具体的には農業や医療、研究に深く携わるウィータ大公家。
1つは死を司り、具体的には葬儀や暗殺、軍部に深く携わるサナトス大公家。
1つは昼を司り、具体的には商業や建築、観光に深く携わるヘメレ大公家。
1つは夜を司り、具体的には金融や薬学、防犯に深く携わるニュクス大公家。
〇第70話 分かり合える人も、ちゃんと居る
❖幽炉核(コア・ゆうろかく)
隠密機動所属メンバーそれぞれの魂が結晶化され、コアとしてネビュレイラハウロ帝国の各ライフラインに接続されている核その物。
魂に対してどうしても肉体の方が早く寿命を果たしてしまう為、各幽炉核に対応する専用の肉体製造施設が連結されており、今現在活動中の肉体が何らかの事象で亡ぶと直ぐさま接続された幽炉核に記された情報を元に新しい肉体を製造。そこに幽炉核内に保存された記憶や人格などが移植されて器を得る事を繰り返す事で、彼らは寿命も死も恐れぬ最凶の軍隊となっている。
【連結されている物と連結されている人物(明かされている物だけ)】
アルディエーーー結界
ギルガーーー魔水路
ティアーーー時空層
❖魔水路
ネビュレイラハウロ帝国の地下や国内で利用されている全ての魔法や魔法具などの源である、魔力を流す河の事。
この幽炉核にはギルガが連結されている。
❖時空層
ネビュレイラハウロ帝国内において、輪廻零界と此方の世界の間にあるちょっとしたクッション空間。2つの世界の境が曖昧にならないよう、近付き過ぎた事によって非常事態が起こらないようにする為の安全装置。
この幽炉核にはティアが接続されている。
〇第89話 全ての魔法は少しずつ分かれていった物
❖
魔法が生まれてまだ間もない頃に存在した、後の白魔法の元祖。
生を司っている。
❖
魔法が生まれてまだ間もない頃に存在した、後の黒魔法の元祖。
死を司っている。
〇第104話 いつも傍に、いつでも傍に
❖黒星部隊
イルグの管理する私兵部隊で、専門としているのは城塞や前線の破壊など。
その為、攻城兵器を多く保有している。
❖七漣星
隠密機動の正式名称。
表向きには陛下を含んでメンバーが6人だが、実際は7名。
それぞれ得意分野が存在し、それに特化してはいるがバランスを上手く取る事も。補助する事も出来る。
❖影星
七漣星において、幹部クラスの呼称。
❖双刃の毒雅
ギルとニーナの総称。
〇第106話 何者にも敬意を払って
❖魔法生命体
体が魔力で構成された特殊な生き物の事。
❖神性語
魔法生命体の中でも神として分類されている種族が使う特殊な言語。
〇第107話 一種の供養に丁度良い
❖延命刑
魔法を用いてまで延命し、重罪人を断罪する最も重い刑罰。
〇第108話 全ては彼らを護り、適切な距離を保つ為に
❖
毎年4月に行われる、春を新年と考える精霊の暦に合わせた祭り。
1年で最も精霊の世界と近くなる日で、適正さえあればその日に限り精霊を視る事が叶う。
〇第109話 星に重りを
❖
魔法業界における、七夕の事を星の降る刻と称して星降刻と呼んでいる。
非常に重要な意味を持つ儀式で、星の魔力が夜空の寒さによって結晶化された物がそのまま落ちてくる。その位置を、魔法陣で指定する事で安全に星の魔力を収集する事が出来る唯一の日。
❖
星降刻でしか手に入らない、空から降ってくる特殊な星の魔力の塊。
元は魔力だったのが急速冷却された事から非常に魔力濃度の高い稀少鉱物となる。
〇第110話 安らかな眠りと穏やかな日々を憂いて
❖
魔法業界における、お盆の事だがこの時期は晶澪祭と同じように霊魂が存在している世界層と近くなってしまう為、霊感のあるなし関係なく視えてしまう事がある。
そんな彼らから身を護る為に。彼らの逝くべき所を導く行事。
❖星灯籠
❖鏡灯籠
❖
“等間隔”で置かなければならない関係から、かなりの数を用意しなければならないのが難点。
「第一章幕間」
〇第113話 命はいつか、果てる物
❖魔宝店
普通の宝石を扱う宝石商とは異なり、魔力との融和率が特に高い宝石や鉱石を扱う専門の魔の宝石の店。
ネビュレイラハウロ帝国内に幾つもあるが、今回作中で出てきた魔宝店はその中でも一番の老舗。
❖月光華
月の光を浴びる事で成長する花。それ故に月の魔力を多く含んだ花で、標高の高い山の上にて夜にしか咲かない事で知られている。
花言葉は偽りなき世界、真実、御心、月。
❖夜煌華
夜の間にしか咲かない花で、星空がよく見える標高の低い場所にしか生えない事で知られている。
花言葉は夜空、希望、深淵への廻廊、揺り籠。
〇第119話 いざ行かん、海の旅
❖
主に稀少な民族や種族を攫ってきては闇オークションで競売に出す悪人達の総称。
❖
主に貴重な品々を遺品にしてまで奪い去ったり、遺跡から遺物を回収して闇オークションで競売に出す悪人達の総称。
〇第120話 来たる女鬼を恐れて
❖〈月詠の魔女〉
七漣星副リーダー、ミティアラ・ポラリスの別称。
魔女界の顔として君臨している、魔女の中で最も著名で優秀な魔女に与えられる二つ名を保持している。
❖魔女界
魔女達が集う、社会組織形態。魔法界とは異なり、自然と共に歩み。自然を守り、そして自然に護られて生きる思想の者達で構成されている。
❖魔法界
魔法師、魔導士が集う、社会組織形態。魔女界とは異なり、自らの体の中を流れるエネルギーを魔力という形に変換して行使する事で魔法を使うのが特徴。
❖魔女
魔法師、魔導士とは異なり、主従関係や契約を介さずにあらゆる魔法生命体や自然動物達から力を借りる事の出来る高位の存在。
但し、自然を護る事が最優先なので縛りはかなり多い。
〇第125話 不思議な意外も身近な所で燻っている
❖
七漣星及び王城の上位関係者のみが利用出来る特殊な黒い鴉。
魔法生命体の中でも精霊に近い存在で、魔法生命体故に彼らしか通れない道を介して移動するので文献や物品を強奪されない事が一番の強み。
❖文明的知的生命体
人間、エルフ、ドワーフなどの文明を持つ生命体の事で、物質世界と言われる通常世界に生きる者達の総称。
❖本能的生命体
魚、鳥などを始めとする文明も文化も持たず、野生に生きる動植物の総称。
❖文化的知的生命体
魔法生命体の中でも独自の言語や価値感などを持ち、文明的知的生命体達と会話を用いた意思疎通が可能な生命体の総称。
❖気象塔
ネビュレイラハウロ帝国帝都中央に存在する、別称 バベルの塔と呼ばれる程に高く聳え立つ塔。
その正体は気象レーダーのような物で、気象塔の頂点に設置されている無数の気象観測装置等のお陰で、世界で最も正確な気象データを得られ、それを元に最も正確な気象予報を発信出来る事でかなり有名。
入れる者はかなりの制限されており、その責任者として。その
〇第126話 後は結果待ち、だな
❖
以前よりネビュレイラハウロ帝国皇家、又は七漣星にのみ仕え、そのあらゆる業務と身の回りを預かる専門の
家事などは勿論だが、公務や任務にも深い関わりを持っている。一応、戦闘する事も出来る。
❖
以前よりネビュレイラハウロ帝国皇家、又は七漣星にのみ仕え、そのあらゆる業務と身の回りを預かる専門の
家事などは勿論だが、公務や任務にも深い関わりを持っている。一応、戦闘する事も出来る。
〇第127話 数少ない水辺での楽しみを
❖
膨大な魔力と精霊力を有する特殊な海老で、実は何処かに開いた別世界の門から流れ込んできたのではと噂されている。
それも相まって、海老としてはかなり稀少が荒く。海老の癖に海老を食べる事もある。それもあって、一度釣りの餌にすると入れ食い状態になるので事後処理が大変だったりする。
その他にも特徴的なのが、戮海老の血はヌタウナギのように強い粘性を持っており、針に刺すのがかなり難しい事でも有名。
〇第129話 いつか、この時を乗り越えられる日を待ち望んで
❖
魔力、霊力、精霊力等を主にして作り出した式神のような物。
作り出した者の血を制作時の材料にする事から、製作者の性質や魂、魔力に特性がよく似る。
「第二章」
〇第3話 言ってられるのも今の内だろうが
❖
俗に言う月見の昔の呼び名。
❖
幾つかの魔法学校対抗戦。
国を挙げての祭事。
生徒達の技量を競う祭りのような物で、良いプレーをすれば将来が安定したり、+α点として成績を稼ぐ事も出来る。
元々は魔煌祭で優秀な成績を収めた魔法学校に各国から魔煌石を送られていたが為に魔煌祭と言う名前だったが、今は生徒達の学習具合を見る為の物になっている。
❖魔法薬
読んで字の如く、魔法と同じ効力を持つ薬の事。
大体が液体状のポーションだが錠剤状のカプセル。塗るタイプならオイントメントと呼ばれ、魔法薬の種類によって名称が大きく変わる。
作成方法はそこまで難しくない物の、必要量と消費量がかなり多い事から幾ら用意しても足りないのが世間の常識。
〇第4話 歴史は意外にも身近な所に
❖聖嶺祭
元は神聖視された燐獣に祈りを聞いてもらう為、生贄を投げていた歴史のある古い祭事。
今となっては燐獣と共に日々を楽しむ祭りとなっている。
❖晶澪祭
霊である事から飲み食い出来ない為、魔力を含んだ装飾品や芸術品を祭壇に置いたり。共に日々を楽しむ祭りとなっている。
❖
今と変わらず死者を弔う為の物で、今も昔も鎮魂の夜想曲が行われている際には戦争ですらも禁止されている。
❖夜煌晩
夜煌晩の満月な夜、空も晴れ渡っている時に告白をすれば祝されると言われている。
❖夜煌祭
元々は大陸中の魔法学校から優秀な生徒を集めて競技を行い、生徒達の成長を促進させる目的だったがそれに伴って引き抜きがあったり。大陸同士の牽制や戦争の抑制。その他にも学校の箔を付ける為にも利用されている。
❖巨竜壁
何処の国や大陸にも存在する、国や街を覆う巨大な壁。最早城壁とまで言われており、それぞれ検問が存在する。
遥か昔から存在している物なのだが、それも世界中に存在している異常環境の拡大や巨大生物の大量発生に因って作り出された技術とされているが自然環境の異常さが先なのか。それとも巨竜壁が先なのかは分かっていない。
〇第10話 全ては己を知る事から
❖
まだその詳細は分かっておらず、資料によれば「優れた調和者は星と天の力を扱う信頼の術」と記録されている。
❖
まだその詳細は分かっておらず、資料によれば「許された時と命、ベクトルを扱う魔法によく似た物」と記録されている。
〇第11話 如何なる事でも覚悟と責任を以てして
❖軍人街
ネビュレイラハウロ帝国に存在する軍人のみが生活する街。
❖国民街
ネビュレイラハウロ帝国の大半を占める、軍人以外が生活する街。
〇第12話 成長目指して己を学べ
❖魔力造形機
触れた物の生体反応から白、黄色、黄緑、赤、青、銀、金、紫、黒の順番で魔力保有量の多さを表現し。中にある靄の形状で適正属性との調和性を表現し。触れた際の熱量でどれだけの魔力消費負荷がかかっているのかを判断出来るようになっている魔道具。
〇第13話 噛ませ犬は果たして何方なのか、試してみようか
❖錬金術
科学から生まれた、物に形を与える技術。
学問としてもかなりの難易度を誇る学問なのもあり、便利ではあるのがあまりにも不便という矛盾故に年々行使出来る者が減っている。
〇第15話 最適化は慣れてから
❖夜煌石
夜煌祭で手に入る特殊な石。夜空と星、月の高濃度の魔力を宿している。
❖ゴーレム
所有者の体の一部を組み込んで錬金される使い魔のような物。
〇第17話 極地に佇む事実は真理の鱗片
❖
燐獣における、心臓部の事。ここが直接外気に触れると洩れなく辺り一帯を。かなりの広範囲を射程とした超爆弾と化す程に高エネルギーで、常にエネルギーを循環させなければ暴走して爆発する。
〇第21話 問題なのは姿形ではなく、その心と魔力
❖人間種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、ここに分類されているのは人間のみという珍しい分野。それぐらい、人間は他の種族とは違った独特な特徴を保有している。
❖竜種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、竜人、ドラゴン、竜などの竜に関する種族は全てここに分類される。
❖精霊種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、エルフ、鬼、ドワーフなどの魔力に長けた者の殆ど。その他、魔力で体が構成されている種族もここに分類される。
❖天使種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、天使に関する全て。その他にも、翼のある鳥類もここに分類される。
❖悪魔種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、悪魔の翼を保有する特殊な形状や特殊な能力を持つ、言わば悪魔よりの種族もここに分類される。
❖魚人種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、人魚、海月などの海中生命体がここに分類される。尚、今の所は淡水生命体は1種も確認されていない。
❖合成獣種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、キマイラなどの合成生命体はここに分類される。
❖蛇種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、エキドナや蛇人などはここに分類される。尚、ここには爬虫類系の種族全般もここに分類される。
❖昆虫種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、異様な姿故に多種多様な種族から“悍ましい物”として迫害や差別を行われている傾向にある。
❖妖種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、妖狐、雪女などの古風な生命体などがここに分類される。
❖超常種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、世界を壊す事の出来る生命体全般が分類されており、それと同時に他のどの種族にも分類する事の出来ない生命体がここに問答無用で分類される。
❖神格種
文明的知的生命体の1種を差す言葉で、古来より神性だと崇められている者。又は、それらの使徒がここに分類されており、その中でも幾つかある段階訳でその地位が定められている。
〇第40話 慣れない世界への第一歩
❖クリシュタールダンジョン
ネビュレイラハウロ帝国に幾つか存在するダンジョンの1つ。
未だその実態は研究段階となっており、最下層がどれくらい深いのか。下層にどんな化け物が巣食っているのかなどなど未だ謎が尽きない。
〇第53話 古く錆びた刃と相対する為に
❖アルドレディア帝国
間にゲルダ荒野を挟んで年に1度、必ず戦争をするネビュレイラハウロ帝国の隣国。
建国歴としては同期にはなるのだが、元々世界各地
年に1度、必ず行われる戦争は常々お互いの実力を確認しあうような戦争ばかりが行われており、1師団を超える死傷者を出す事は稀な本当に小競り合い程度の戦争だけが繰り返されていた。……これまでは。
その他にも、多種多様な特別な一族や稀少種族を何故か率先して襲う傾向にあるがその理由は明らかになっていない。
❖ゲルダ荒野
国によって多少呼び名が変わる事があるぐらい、複数の国と隣接している荒野。元々は月と綺麗な星空を見る事が出来、心地良いそよ風が通り抜ける草原だったが今では主にネビュレイラハウロ帝国とアルドレディア帝国の戦争の所為で草1つ生えない、非常に見晴らしの良い荒野と化している。
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