(二)-5
ドアの目の前にスーツ姿の男性が立っていて、開いたドアを支えながら「いらっしゃいませ」と声をかけてきた。
真佐貴はその男性に丁寧に挨拶をすると内ポケットから名刺入れを取り出し、さらにそこから名刺を取り出して「山田」というネームプレートを胸に付けた男性に渡した。
山田は「少々お待ちを」と言い残して名刺を持って事務所に入ってしまった。
そして一分が過ぎた頃、事務所のプレハブから、恰幅のいい髪をオールバックにした男性が出てきた。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます