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「 う”……… うぅ…………
……………あ、あれっ!?
こ、ここは……………… 」
気がつくと、そこは…………
僕がよく足を運ぶ…………
…………… “居酒屋” だった。
僕の目の前には…………
ケンジと、エミ…………
…………………そして、
『シンゴ』 …………がいた。
「 はっ…!!!!?
シ……シ、シンゴ、お前っ!!?
……………
今までの出来事は、い、一体…… 」
「 何だよ、突然…?
幽霊見ちまったよーな顔してぇ?
マーくん、大丈夫かぁ?? 」
この “状況” …………
大丈夫なワケがない…………
全部 “リバース” ………
してしまいそうな気分だった。
僕が、目を覚ました時………
シンゴはみんなに “何か” を…
語っていたような様子だった。
シンゴは、アルコールで………
鼻の頭を少し赤く染めながら……
また淡々と喋り出した………。
「 いや、だからねっ…………
酔っ払いついでだから言うけどっ、
“あの日” ねっ…………
『奇妙なおじさん』 にっ………
…………会ってなけりゃっ、
俺ぇ~………………
車にっっっ………
跳ねられてたかもなんだって!!
…………ヒィ~ックッ、
な~~~んかさっ………
色んな事知ってるおじさんでさぁ。
……………おおっ!!
そういやぁ………………
今、考えると、あのおじさん………
なんとなくだけど、今の………
『マーくん』 に似てたような……
そんな気がすんだよなぁ~……。
……………んまぁ、
子供ん時の記憶だからね………
気のせいかもしんないけどさ… 」
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