第46話 イメージプレイ ミムの場合

「さぁ、理人さん、貴方の夢を叶える準備が出来ましたよ…さぁ行きましょう」


「行きましょうって何処に?」


「この先ですよ…さぁさぁ」


マリンに連れられて男性保護施設の奥に向かった。


しかし、この保護施設、物凄く大きいな。


「え~と此処はなに?」


扉に1~5の数字が書いてある。


「理人さんから、話を聞いて、急遽作ったんです。数字の扉の向こうには私達の誰かが居て、理人さんの夢を叶えてくれますよ、さぁ頑張って下さい」


そう言うとマリンは5番の部屋に消えて行った。


なんだこれ?!


まぁ良いや、取り敢えず1番の扉を開けて入って見た。


本当に、なんだこれ?


中は何故か公園になっていて、そこでミムが砂遊びをしていた。


実年齢は兎も角、こうして見ると少女通り越して幼女だな。


「ミム、これは一体…」


「あっ! 理人お兄ちゃん…ミムね、お父さんもお母さんもいなくて一人ボッチなんだ…」



いや、スラムに居たんだから知っているよ。


「え~と」


「皆、ミムとは遊んじゃいけないって言うからね、今日も1人なんだ…だから、お兄ちゃん、遊んでくれない?」


どう言う事? まぁ良いか。


「解ったけど、何して遊べばよいの?」


「ミムね…今、砂場で山作っていたの…理人お兄ちゃんも手伝って」


「ああっ」


俺はミムを手伝って、山を作り、トンネルを掘った。


しかし、凄いな…これ用意したの絶対にマリンかマリアンヌだろうな。


赤いスカートにブラウス…黄色い帽子。


近くにはボロボロの赤いランドセルまである。


「わぁ理人お兄ちゃんありがとう」


ミムに併せて一緒に砂山を作った。


しゃがみ込んで作るからパンツが丸見えだ。


「理人お兄ちゃんのエッチ…今、ミムのパンツ見てたでしょう?」


なに言っているんだ。


いつも、裸でやっているのに…


「いや…」


「もう、理人お兄ちゃんはしょうがないな…それじゃブランコ押してよ! それで許してあげる」


「解った…」


なんだ、これ…


「わーい! 理人お兄ちゃん、もっと、もっと押してーーっ」


まぁ、楽しそうだから良いか?


「それじゃ理人お兄ちゃん、行こう!」


ブランコから降りたミムに連れられ、隣の部屋に行った。


そこは…うん、まるで女の子の部屋。


小学生用の学習机に 小さなベッド、ぬいぐるみが沢山。


ミムは机に座って教科書?を読んでいる。


「う~ん、全然わからない! ミム勉強嫌い!」


そう言いながら、ミムのブラウスは少しはだけていて、小さな胸の先ポチが見えている。


「そうか…」


「あ~、理人お兄ちゃん、ミムの胸見ていたでしょう?エッチなんだからもう!」


「え~とだから、これなに…」


「もう、仕方ないな、良いよ、私も理人お兄ちゃん好きだから…」


そう言いながら、椅子を回転させて、ミムはスカートを捲りあげた。


「理人お兄ちゃんに…私の初めて、あ.げ.る」


え~と、何処から突っ込めば良いんだろう?


少し考えていると…ドアからマリンが入ってきた。


「どうですか?理人さん!『恥じらい』『可愛さ』感じたんじゃないですか?」


「これ、なに…」


「王家に伝わる秘術、イメージプレイです…『恥じらい』『可愛さ』『萌え』満点でしょう…それじゃ、まだミムちゃんの番だから、失礼しますね」


こういうのじゃ無いんだけどな…


「理人お兄ちゃん…しようね(テレっ)」


「ああっ」


まぁ、可愛いから良いのか?


本当にこれで良いのかな…

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