応援コメント

怪談:かがみのおばけ」への応援コメント

  • これはいわゆる、スワンプマンのようなお話でしょうか。その鏡のおばけの話に引っ張られ、何らかの儀式を行った者を入れ替えてしまうという。
    ならばどうしてその学年だけで流行り、誰が最初にそれを広め、その話が始まったトリガーが何で、どうして唐突に収束し、そして何故、今になって子供の声が聞こえ始めたのか。きっと何一つ答えてはくれないであろうこの感覚こそ、正に怪異ですね^^;
    そして果たして、本当にこの話の語り手である主人公は、本人なのでしょうか……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    そうですね、鏡もののホラーでよくあるやつです。
    これに限らず大抵の都市伝説がそうですが、大元を辿ろうとすると途端にぼやけてしまうんですよね。内容の怖さよりも「誰もが知るような内容なのに、いつ、どこで、誰が言い出したのか分からない」という方が怖いなと感じたことから、このお話を書くにいたりました。

  • すみません……☆4つ付けてました。(私はうっかりしてるので、定期的に自分の付けた評価欄をパトロールしてます)
    とても怖くてなんだかうすら気持ち悪さがよきでした!
    なのでちゃんと評価枠に収まるように訂正しました( ´ ▽ ` )ごめんなさい!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    いえいえ、お気になさらずに。
    楽しんでいただけたようで、なによりです。

  • 怖怖怖怖怖怖怖怖怖!!!!!!
    …その小学校で一体、何がッ??!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    あれですね、鏡ものの怪談でよくある「入れ替わってる」ってやつですね。
    作中「かがみのおばけ」は出なかった、と語られていますが実際には「かがみのおばけ」は出ていて、遊びをやった生徒たちが知らない間に入れ替わられていたというわけです。お話の最後で出てきた白骨死体は入れ替わられた生徒たちです。

  • ぞくっ……としました。
    いわゆる学校の七不思議のような都市伝説的な話は使い古されてしまって、世の中に既にあるホラー作品で、真新しい設定や展開はほぼ出尽くしたと思ってました。そんな中、作品中にあった「噂話に尾ひれがつかない」というのは、私としては新しい視点の発見でした。
    言われてみれば確かに、都市伝説には、それを起こす条件や、起きる内容や、起きた時にどうなるか(大体は代償として何か持ってかれる系)などが、噂と言いつつ、わりとハッキリしていますもんね。
    例えば赤マント青マントみたいな、出くわした後の結論が「死」だと、「出くわした奴が死んでるなら、なんで噂になっとんじゃい!」みたいなツッコミが入りそうですが……。この作品だと目から鱗の設定で、加えてその設定がさらに不気味さに拍車をかける効果があったと感じました。

    作品の内容からは離れますが、応援コメントをもとに、作品をアップデートして、磨き上げられている作者様の姿勢に感銘を受けました。
    読後の感情を上手く表現できる引き出しのない自分がもどかしいのですが……。
    作品に引き込まれました。鳥肌立ちすぎて鳥になった気分です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    そうですね、都市伝説に限らず色々な作品や展開がある中で自分のオリジナルを出していくのは難しいなといつも感じています。
    ただ、それを逆手に取ると逆に面白いかなと思ったのが今回の「かがみのおばけ」です。仰っているように「遭遇すると死ぬと言われている怪異の噂がなんで伝わっているのか」というツッコミに対して、「その怪異に遭遇した人は本当に死んでいて、実は別の何か(怪異そのものなど)と入れ替わって帰ってきている」というオチ…みたいな感じです。自分のオリジナル要素を引き立たせるために、敢えて最初はド定番のネタを持ってくるのもいいかもしれませんね。


  • 他の方々からしっかりしたコメントが寄せられていますから、これはあくまでその補足という位置づけで読んでください。
    率直な話、話がよく解らなかったです。これはまあ、「んんん?」と思ってるところでさっさとコメント欄を見てしまったので、自力で話の構造が読み解けず、「入れ替わり」という言葉を見て、ああ、と思った形になったからなわけですが、何にしても読んですぐにはピンとこなかったですね。
    先にお断りしておくと、私はカクヨムの中でもかなり察しの悪い読者です 笑。ので、手練ではない読み手からの反応はこんなものだ、と見てもらってもいいんですが。

    この話が(非マニアには)今ひとつ震え上がれない話になってるのは、一つには、状況の異様さ「だけ」で恐怖の要素を作ってるからではないかな、と考えました。鏡の中と外が入れ替わる、それも大量虐殺のような形で。確かに異様です。でも、そのまま大学生になるまで、みんなそれなりに暮らせていたんですよね? 私などは、「だったら平和でいいじゃないか」と思ってしまいます w。子どもたちはかわいそうだったけれど、外から見ると何も問題ないのでは? と。
    ですので、何かしら入れ替わったことによって、どうも由々しき事態が進行しているようだ、という描写がほしいなと思いました。はっきりわからないけれど、かなり不気味で危機的な、異世界からの侵食みたいな何かが。

    話の物足りなさの理由をもう一点上げるなら、時間が経ちすぎて、そのぶんインパクトが弱まっている印象があることです。上記の件とも重なりますが、そんなに何年も経ってからの今更な話にせず、半年か一年、せめて主人公が中学に上がったぐらいで、「どうも同学年の奴らが何か妙だ」「あの時、他のクラスのはみ子扱いで仲間だったAとBも、『周り中がみんな変だ』と言っている」「あの時の学年の壁が、妙な崩れ方をして異様な臭気が発生していると、噂になってる」などなどの話を小出しにしてから、「ぐじゃぐじゃになった骨の一本目(あるいは腐乱した肉塊)が見つかった」というところで終わり……ぐらいにしたら、湾多的には結構"来る"話になると思いました。

    みなさんのアドバイスとは矛盾する点も多々あると思いますので、まあ、参考までに。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    まず「読んですぐにはピンとこなかった」に関してですが、投稿初期はもっと入れ替わりをはっきり明言した文章になっていました。ただ、それが露骨だという意見をいただき(他にも色々と改善点はありましたが)改訂したんですよね。自分も察しが悪い人間ですので「このぐらいはっきりと書いたほうがいいのかな」と投稿したので、そういうもんなのかぁと思いましたが、改定後やはり湾多さまのように「どういうことが分からなかった」と仰る方や話の内容を自分の想定と違う解釈をされている方(それが悪いことではないと思います)がいました。なので、これの両立は出来ないかなと思っています。「こちらを立てればあちらが立たず」と言いますか。はっきり書くとホラー読み慣れてる方あるいは想像をめぐらせながら読むのが好きな方が物足りなくなってしまい、ぼかすと普通に読んだ方がよく分からないまま終わってしまうのかなと。

    そして「今ひとつ震え上がれない」に関してですが、そうですね…
    作者的には「小学校時代の集団催眠のような異様な様子の怖さ(かがみのおばけの話をするみんなの不気味な笑顔など)」「そして実はそれは人じゃない何かと入れ替わっていたからなんだという怖さ」「自分が今も連絡を取り合っている当然に人だと思っている者たちが既に死んでいて、人ならざる何かだったという怖さ」で十分怖いかなと思ってました、スミマセン。たしかに大学生になるまでなんの害もなく(こどもを殺して入れ替わってる時点で十分に害悪ですが笑)時間が経ったのなら側から見れば平和かもしれませんね。

    「何かしら入れ替わったことによって、どうも由々しき事態が進行しているようだ、という描写がほしい」に関しては、これから何か起こるのではないかという不穏な空気からくる怖さを楽しめるかなという意図が一応ありました…どういうことかと言いますと、新聞で人骨の件が報じられたことによって主人公含め「入れ替わった」ことに気づいてしまった人が何人か出てきます。今まで何も起こらなかっただけに、正体を知ってしまったことで何かまずい事が起こるのでは、と言った感じです。例えば口封じのために殺されるとか。ただ、それを演出するには言葉が足りなすぎたかなと思います。

    このあたり、ちょこちょこと改訂していこうかなと思います。
    改めて、前回に引き続きありがとうございました。
    また気が向きましたら宜しくお願いします。

  • 『鏡は学校にあるならどこのものでもいい』全部の鏡の裏に、骨があったからでしょうか……。助けてと言っていたのかな……。

    学校系の怪談は面白いですよね。
    よその学校は、どんな七不思議があったのかと気になります。

  • ついつい、鏡のおばけそのものを出して恐怖を演出したくなるところを噂を口にする者たちの態度が不気味というのが、すごく良かったです。
    そして、その噂が自分の学年だけで流行ったという、なんとも奇妙な展開。
    惹きつけられます。
    最後は入れ替わりを示唆して終わりますが、その入れ替わった相手とも未だ付き合っているという事実も恐怖です。
    あまり見ない展開のホラーで最高でした。

  • (◎-◎;)怖い
    同級生みんな『かがみのおばけ』と入れ替わって生活してたってこと?
    骨が発見されてから、その同級生たちはどうなるんだろう……
    ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
    学校の怪談的なのは、面白半分でやるもんじゃないなぁ
    怖面白かったです。


  • 編集済

    拝読。
    例によって、正直感想です。

    最初は単純な学校の噂系のホラーかと思いましたが、逆に噂におひれがつかない異常さ、集団催眠のような周囲の反応の怖さに焦点を当てた展開は素晴らしいですね。久しぶりに、ウェブ小説を読んでゾクッとしました。
    このアイデア、絶賛ものです。

    実は壁の中に……という展開も、意外性はないものの、二重落ちになっていて、悪くない締め方だと思います。が、やはり一番のポイントは上記の二点だなと。

    ただし残念ながら、マイナス点も見られるので、まとめて指摘します。

    >「『かがみのおばけ』の遊び」
    表記的に間違ってはいないのですが、カッコが連なり重たく感じられます。
    「かがみのおばけの遊び」でよいかと。

    > 「恵杜えず市立 鈔神しょうじん小学校で怪事件」
    ここで小学校や地域の名前を出す必要はまったくありません。
    母校であると伝われば十分で、むしろ奇妙な名前のせいで、
    リアリティが損なわれていると感じられます。
    不必要な情報は、短編の切れ味を鈍らせるものです。

    ちなみに「」表記の際は、一マス下げる必要はありません。

    >見つかった人骨はのべ100人あまり。
    展開としては悪くないですし、インパクトのある数字ですが、
    壁から100人見つけ出すには、相当時間がかかると思われます。
    (そもそも100人も入るのか?とさえ)
    同様に、「新聞が大きく伝えない」のも、意味不明ですし現実的ではありません。
    この事件に何かしら関わってるなどの裏があれば別ですが、その様子もないですし。

    私なら「最初に数人発見された時点で、新聞が取り上げた」としますね。
    これなら人数が少なく詳細不明なので、まだ記事が小さいと説明できます。
    記事内で「遺体は複数の鏡の裏から発見されており、警察は引き続き調査予定
    」と説明した後、主人公の語りで、「後に一学年分の人骨が発見された」ことを伝えれば、うまく収まると思います。主人公が「一学年分見つかるのではないか」と予感する、という展開でもいいですね。

    > 記事の最後は、こう締めくくられていた。
    今作で一番もったいない部分は、ズバリここです。
    この文章以降の文章は、完全に蛇足です。
    入れ替わってるだろうことは容易に想像がつくので、説明不要です。
    せっかくの神がかったホラー展開が、台無しになっています。
    むしろボカすくらいの方が、恐怖が際立つかと思います。
    他はともかく、このラストは絶対に直すべきです。


    ──以上、問題に感じた部分を指摘しましたが、今作のアイデアは感服しました。
    今回の評価は星2ですが、最後の締め方さえ間違えなければ、確実に星3でした。
    もし改訂されたら、改めて評価し直します。

    作者さんの才能を感じさせられた一作でした。面白かったです。

    7/9 追記。
    改訂確認しました。
    やはりこちらの方が怖いですね!
    星一つ、追加しておきます。お疲れ様でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    締めくくりの表現についてのご指摘は、個人的には少し意外でした。なんというか…自分自身けっこう察しの悪い人間なので、読み手になった時を考えたらあのくらい書いた方がいいのかなと思ってました。
    噂で盛り上がってた1学年分もれなく入れ替わられてることは書きたいので、のべ100人あまり見つかった事実を最後に持ってくるのもいいかもしれません。
    また時間がある時に少しずつ改訂していきます。
    改めて、前回に引き続きありがとうございました。

    双町

    編集済
  • 「出なかった」かぁ……仕込みが巧みで思わずうなりました。

    噂が沈静化した理由や笑顔の気持ち悪さなど、ぜんぶ噛み合っててヤバい。一学年がほとんどまるごと……