第19話朝か、、、

うん、色々と状況把握に努めていたら外が明るくなってきた。

結局龍気の使い方はわからないままだ。


「朝か、、、」


日がでてから起きるのは久々だ。

社畜時代は日の出前に起きて出勤してたからな…

…泣きたくなってきたよ。

だが僕はもう社畜の士郎じゃない、クロエなんだ。

ここでいつもの起床時間まで二度寝しても、誰がそれを責めようか!

そう、二度寝という社畜には決して許されなかった禁断の果実に手を出しても、誰にも責められることはない筈だ!!

むしろ子供には十分な睡眠が必要なはずだ!

そうだ寝よう!

決して龍気の使い方がわからなくてフテ寝したいわけではない!

さあクロエよ、今こそ禁断の果実に手を伸ばす時。

士郎の無念を今こそはらそう!



「おはようございます」


はい、寝坊しました。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る