バーニングカイザー設定集

舞台設定・ストーリー

『バーニングカイザー』シリーズとは

　『バーニングカイザー』シリーズとは、火炎系ロボット・バーニングカイザーとその仲間たちが、平和を脅（おびや）かす強敵と戦う、一連のロボット作品の総称である。

　主人公・神門（みかど）煌（きら）が通う領家（りょうけ）市立東領家中学校を舞台に、様々な仲間と協力しながら、中学生がロボットとなりながら、学校や街、そして世界の平和を守っていく。

　作品は、SNSが当たり前のように普及した2023年から始まる。

　舞台は、東京の隣にある、工業を中心とした街。

　かつて一世を風靡（ふうび）したロボットアニメのシリーズは、煌たちが生まれる前に次々と終了している。

　特に、諸事情により3話でアニメが打ち切りになったバーニングカイザーは、期待されていた活躍ができないまま、何故か寄り添うこととなった煌の魂の中でのみ、生き続けるロボットとなった。

　このシリーズは、中学に入学したての煌が、神崎の落としたミラーストーンを手にし、眠っていたバーニングカイザーの魂が解き放たれたところからスタートする。

　バーニングカイザーにソウルアップして戦うことになった煌。

　ともに戦う仲間を見つける中で、次々と解放される、眠っていたかつての英雄（ロボ）たち。

　戦い続ける先に、何が待つのか。

　この作品は、運命とともに生きる中学生たちの、成長の軌跡でもある。

　このシリーズが意識するところは、純粋な子供向けヒーロー作品（例：戦隊シリーズ）でも、中高生向けの人間ドラマ中心の戦記もの（例：ガンダム）でもない。

　年齢層的には、小学校高学年を意識している。

　なので、難しい説明・概念はできるだけ避け、子供にぜひ知って欲しいテーマを取り入れている。