もどれない場所に咲く、忘れられない花

高校を卒業し、まもなく、それぞれの旅立ちを迎えるはずの「私」と「彼」。そして二人が見あげる花。描かれる情景と構図に、作品の持つ言葉にならない大切なものが宿っていました。人気作家様のいまや貴重な処女短編。おすすめです。まだの方は、ぜひ読んでみてください。