ギャルゲーの親友キャラに転生しましたが毎日がとてもブラックです

ちーずけーき

ブラックな幼少期

第1話



ギャルゲー、『ジェノサイド』

主人公、ライドが数多の裏切りに会い闇落ちする話

そーんなクソくらえな世界に俺は転生してしまった

まさかのライドの親友キャラで裏社会のボス、シロに...

シロはゲームでも多くを語られてない

ただ裏社会のボスで親友キャラって言う情報だけ

この世界に転生して早十年

俺は晴れて十歳となり...裏社会の組織、ルルテラに入った

いや、詳しく言うと強制加入

だるいよねー

全身黒い服に黒い仮面

なんか支給された服は妙に厨二病っぽい

俺は今日もそんな事をのんきに考えながらプロレスラーの如く森の中を走り暗殺対象ターゲットの所まで走るのだった

ルルテラにも2つの特異科に分からている



・暗殺、スパイなどを行う『ダーク』

・計画、武器などを作る『フロンティ』



『フロンティ』は非戦闘員で構成されていて俺の居る『ダーク』は基本戦闘員だ

同い年の子は合わせて二人いる

二人共男、しかも転生者

なのになんで俺だけTS転生!?、向こうは性別は変わんないのに!?

くっそ悔しいよね

もっと前まで十人くらいいたんだけど任務に失敗して殺された

ざんこくだよねー

目標が見えてくると木の陰に隠れる

音を起てずに走りドンドン近づいていく

見た所一般人だな

そこら辺にあった石を投げ頭を爆発させ逃げる




『こちら0-17。目標ターゲット暗殺完了。後処理はそちらで宜しくおねがいします』



サササと死体がバレぬ内に影に潜む

四十メートル離れたところには俺と同い年の転生者、リネンとシャロウが気を引いている

今のうちに撤退し本部に戻る

今日の晩ごはん何かなー♪

一昨日は泥水、昨日は腐りかけのシチュー♪ってかろくなもん食ってねぇな!?!?

お腹すいた。飯食いたい

体に悪いもんくってたら胸成長しないよね!?

つるぺた嫌だよ!?

リネンとシャロウも俺の後に続いて走る



「リネン、今日の晩飯なにかわかる?」



「確かカレーだったと思う」



「ご馳走じゃん」



「シロやったな!」



リネンとシャロウと俺はカレーの事を思い浮かべ笑いながら追いかけてくる衛兵達を石で投げて殺害していく

追手がいなくなったところで俺達の仕事は終わりだ

おつかれ、俺

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