第10話 エガちゃんねるマグロ祭り謝罪動画だってさ。巨乳はどうなったか?
22時前から動画が公開された。
もしかして、22時より前から公開しない?
なんて心配しながら、パソコンの前で待機した。
7時にならんだルールを守ったんだけどチケット取れなかったひとのためにこれからどうしたらいいのかという話だった。
もちろん、最初に謝っている。
体制を整えるため、一週間動画をお休みするというアナウンス。
7月に入ってから動画は一週間お休みということで、とてもさみしい。
そして、大事な報告。
エガちゃんねるマグロ祭りの江頭さんにとって大切なポイント。
26人の爆乳に手紙をかいたが、だれも来なかったということだった。
なんと、Mカップの女性もいるということだった。
……衝撃だ。
Fなんてざらにいるよなんて思ったら、Mカップ衝撃だった。
さすがの私もMカップはない。
すごい……。
そして動画の最後は、まぐろ祭りの動画が一度公開を見合わせる胸のアナウンスだった。
みんなに楽しんでもらいたくて企画したこと、結果として悲しむ人がでてきてしまったこと。
とにかく、ごめんなさいということだった。
なんか、寂しい。
そりゃあ、何事もなかったようにマグロ祭りの動画を出すのは確かに、今は二次的なトラブルを招くかもしれない。
時間ちょうどに行って、整理券をもらえなかった人からではなく、この話を一部だけ切り取ってすごく悲しくなってしまった人など。
いろんな人の気持ちを考えると何もなかったようにふるまうことはできないだろう。
抽選のシステムを使うとかだとお金がかかるということも触れられていた。
でも、それなら大人からはちょっとお金をとってもいいのではないだろうか。
今回のイベントだって、タダでマグロが食べられるというよりも、あの動画という物語があってその物語の主人公であるエガちゃんやブリーフ団と会える。
普段、楽しませてくれていることに直接「ありがとう」を伝えるチャンスだと思っている人も多かったはずだ。
みんなあのチャンネルが大好きなのだから。
ノーパン村に入っているのが家族にばれるのは恥ずかしいけれど、エガちゃんねるの企画に参加するためのエントリー料金(コンビニ支払い)なら喜んで払おう。
小説だって、新人賞に応募するのにお金がかかるところだってあるのだから。
体制がととのって、はやく元気いっぱいなエガちゃんねるを見られる日がくるのを待つばかりである。
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