13章 VS

第208話 ガールズバンド

「第一回、次世代ムーブメント対策会議を行います」

「なんだそりゃ」

 わざわざ俊がホワイトボードまで持ち出してきて、そんなことを宣言した。

 信吾の反応は自然なものであったが、栄二は仕事仲間から、暁は父親から事情を聞いている。

 そして月子と千歳はその場にいたのだ。

「ALEXレコードが多額の予算をかけて売り出そうとしてるミュージシャン、花音について」

 ALEX、花音と名前を書く。

「日本一の資本力を誇るALEXレコードが、アメリカの歌姫の力まで借りて、イリヤの娘を売り出そうとしている」

「イリヤって、IriyaItかよ。俺らもカバーやったよな」

「それでその娘は、千歳のボーカルトレーニングをしてる先生から英才教育を受けていて、正直今の時点でケイトリー・コートナーに匹敵するか……いや、違うな。特別な声を持っている」

 数万人に一人か、あるいはさらにそれよりも少ないか。

 とにかく声質だけでも、売り方によっては天下が取れる。


 つまり普通にやっていったら、それだけで充分だとも言えるだろう。

 それなのに花音は、ガールズバンドをやりたいと言っていた。

 天才のやることは分からないと言うよりは、単純に自分のやりたいことをやっているだけなのでは、と俊は思ったりもした。

 ネットで公開している間も、花音には自己主張が見えなかった。

 あれだけのPVを回して、コメントがついていたにも関わらず、ほとんど交流はなかったのだ。


 音楽をやる人間などというのは、音楽への強い関心と共に、自己主張の強い人間でないと務まらない。

 徳島などもコミュニケーションに支障があるぐらいの人間だが、とにかく音楽においては譲らない人間であった。

 そこまでやるなら手を引く、とレコード会社に脅されても、平然と契約を切ってしまったりする。 

 とにかく周囲を見てみれば、自己顕示欲の強い人間ばかりだ。

 ノイズの中には、それが弱い暁もいるが、彼女にしてもステージに立てば、音楽について妥協した演奏はしない。


「イリヤが死んだ時って、実際どんなものだったの?」

 月子は一応生まれていたが、まだ物心がつくかつかないかといったところ。

 それに関しては信吾も似たような感じだ。

 俊の場合はさすがに、両親の影響で大変なことが起こった、とは分かっていた。

 当時はニュースで、数日間も報道がなされて、特集なども組まれたものだ。


 この中でリアルタイムでそれを経験し、一般的な観点からそれを見たのは栄二ぐらいだ。

「凄かったな。世間がもう彼女一色って感じで、ジャンルの違いを超えてフェスとかの最初に全部、哀悼の意を示すってぐらいに」

「確かファンの後追い自殺とかもすごかったそうですよね」

「ああ、有名人の中でも、日本のミュージシャンでも自殺した人間がいたしな」

 そこでなぜか視線が俊に集まったりする。

「いや、父さんが死んだのは時期が違うから」

 ただ音楽史上における、ターニングポイントの一つであることは間違いない。




 この数年で、元気なバンドやミュージシャンは出てきた。

 ポップスの潮流は数年ごとに変わって、その流れに従って変わっていくか、変わる必要すらないほどの力を持つ者が生き残っていく。

 代表的なのはミュージカルパイレーツで、俊の父よりも前の時代から、活動を開始している。

 もっとも確実な大物と思われるようになったのは、かなりの実績を積んでからであるが。


 比較的最近のバンドで一番元気と言えたのは、永劫回帰であろう。

 デビューしてすぐに人気が出て、その人気を維持するだけの力も持っている。

 むしろまだまだ、少しずつ人気は出ていると言えようか。

 路線としてはヘビーメタルなのだろうが、ポップス的な要素が強くもあるし、ヒップホップを取り入れてもいる。

 そのセンスと、プロデューサーの能力も高いし、売り方も上手い。


 最初から人気があって、ここ最近では一気に人気が出たのは、MNRことミッドナイトレクイエム。

 ギターのメインボーカルと、コーラスを入れるベースボーカルが女性で、ドラムが男という変わったスリーピースだ。

 ただ俊としてはMNRが、今は一番勢いがあるのではと思う。


 あとは徳島のミステリアスピンク。

 だがここはいまだに、ボーカル二人は発展途上。

 それにパフォーマンスにしても、隙があるように見える。

 徳島の楽曲を歌うのは、確かに上手いものではるのだ。

 正統派のシンガーと、アイドル性のあるシンガーのデュオなのだ。


 しかし徳島が言っていた、福岡のGEARも気になる。

「この間のヘッドライナーをやってたピットサイクルとか、あとはブラックマンタとか」

 俊がホワイトボールに挙げていくのは、確かに今が伸びているバンドだ。

「単体のディーヴァってタイプが、最近は出てきてないな」

 信吾が気になったのはそこである。

 一応はミステリアスピンクが、その枠に近いのではあろうが。


 全部というわけではないが、女性ボーカルのバンドが多い。

 確かに昔から、楽器演奏は男がやって、その中に紅一点の女性ボーカルというバンドがそれなりにいた。

 ブラックマンタがその類であるが、他はおおよそ女子が複数いたりする。

 昔はバンドの中に女がいるのは、取り合いになって解散の原因になったりしたらしい。

 なので岡町も俊に対して、そのあたりを注意していたのだ。

 俊がコンポーザーでシンセサイザーを使う。

 月子がボーカルで暁がギターという、一番最初の構成こそが、一番安定していたのかもしれない。

 だがそれでは足りなかったのも確かだ。




 他にもいくつかのミュージシャンの名前を挙げたが、単発のシンガーというのが出てこなかった。

 ユニットを組んでいるというパターンなら、それなりに多いのだが。

「完全にボカロP出身の全盛期か」

 一番年齢の高い栄二などは、少し不思議な感じもする。

 ミクの出てきた時などは、一過性の変なものかとも思ったのだ。


 確かに最初は、ネタに走った曲が多かった。

 その流れが変わったのは「メルト」が出てからであろう。

 そして一般にも認識され始めたのは、千本桜であろうか。

 もっともその前に、CMでボカロ曲は使われていたわけだが。

「うわ、今SNS見たら、ほとんどケイティと花音とイリヤで埋まってる」

 千歳が確認すれば、ハートマークがえげつない勢いで増えているものが、相当数あった。


 アメリカの歌姫のケイティは、厳密にはスイス生まれであったはずだ。

 イリヤもまた国籍は日本だがヨーロッパで生まれて、アメリカで活躍して、日本とアメリカの両方の音楽市場をぐちゃぐちゃにして伝説になった。

「シンガーソングライターだけど、病気ですぐに歌えなくなったんだ」

「歌手として活躍したのは一年か二年ぐらいだったんだ」

 業界としては有名な話であるが、もう20年以上も昔の話である。

 Wikipedi○にはそう書いてある。


 コンポーザーとしての活躍は、日本から始まっている。

 色々な歌手に楽曲を提供していて、その中にはアイドルもいたりする。

 彼女のジャンルは幅広いものであり、ほとんとの分野に及ぶ。

「全部じゃないんだよな」

「純粋なラップにだけは手を出してない」

 当時からヒップホップのラップは、世界でもかなりの隆盛を誇っていたが、むしろ彼女の登場でその流れが止まった。


 数年間日本で活躍した後、アメリカに活動の基盤を移して、それから間もなく暗殺された。

 殺害ではなく暗殺と言うのは、それによって音楽業界のみならず、エンターテイメント業界に与えた影響が、とてつもなかったからだ。

 犯人がその場で殺害されているため、背後関係も分かっていない。

 もっとも分かったとしても、ジョン・レノンを殺した犯人のように、事実上の終身刑になっていっただろうが。


 巨大なうねりが日本の音楽業界を訪れるタイミングであった。

 自分たちもそうであるし、その中で競争するのだと考えていた。

 勝算は充分にあったはずだが、後ろから突然に、トラックに跳ねられた感じである。

「異世界に行って現代音楽でチートするしかない……」

「俊さんが壊れかけてる……」

 月子にそう言われても、現状では確かにそうとしか言いようがない。




 ノイズも相当に上手くやっていたのだ。

 インディーズからずっと、チケットが売り切れるようにして、プレミア感を出していた。

 偶然ではあったが海外進出を、オリバー・ウィンフィールドの手で果たして、海外での知名度まで上がっている。

 二年で武道館、それもさほどの宣伝もされず、プロデューサーや事務所も派手なものではない。

 おそらくこれは、金をさほどかけずに出来る最短距離である。


 阿部としても自分の目と耳に、大いに自信を持ったものだ。

(だけど、どうしてこうなるかな!)

 阿部の世代だと、イリヤは直撃していた。

 本当に世界が動揺したのを、体感していたものなのだ。

 アメリカでは特に、ファンによる拳銃自殺などがあって、社会問題になりかけたものだ。

 さすがに数十人も後追い自殺はなかったので、それもどうにか収まったが。


「まずはおめでとう、コンペによって星姫様の第一クールOPは決定しました」

 わざわざ事務所に集まってもらって、ノイズに告げる阿部である。

「第二クールまではさすがに無理でしたか」

「そちらはMNRの曲になったわね」

 なるほど、確かに知名度が高まっていく。

 もっともアニメ単体の出来については、あまり良くないと伝わってきているが。

 七月から放送開始とはいえ、今はもう四月であるので、製作自体は始まっていて当然なのだ。


 俊はアニメなど単純に、スタジオが作っているものだと思っていた。 

 確かにそれは間違っていないのだが、一つのスタジオだけで作っているわけではない。

 またスポンサーの集め方などは、ライブの準備に似ているかもしれない。

 この間に聞いた話では、またMAXIMUMがOPのアニメーションを担当するのだとか。

 それなら本編の方も作ったらいいのではと思うが、そこまでの工程をこなす力はないのだとか。


 千歳が言うには「OPだけは映像音楽共に素晴らしいアニメになりそう」というひどい評価であった。

 そんなことで元が取れるのだろうか、と俊は不思議に思う。

 昔はスポンサーがつくことで、その予算からテレビアニメを作っていた。

 やがてDVDやBDの販売によって、スポンサーの傾向も変わってきている。

 今ではネットの有料配信などから、スポンサーが予算を出してくれるので、安定した予算は確保出来るらしい。

 問題はアニメーターの能力と生産力で、ここがどうにも追いつかないのだとか。


 ノイズは順調であるのだ。

 別に業界の大物を敵に回したりなどしていないどころか、むしろバックアップを受けやすい状況になっている。

 武道館のチケット販売にしても、かなり順調ではある。

 アニメのOPに使われることによって、さらに認知度は上がっていく。

 だがそういった路線を全て、飛び越えていった感じである。

「でも花音はガールズバンド作るって話だったけど?」

「そこんとこ詳しく」

 一番詳しい千歳の説明を、阿部は切実に必要としていた。




 ガールズバンドを作る。

 そんな必要はないだろうと、ネットに流れている公演の様子を見ても、阿部は判断した。

 ピアノの演奏だけでも、とんでもなく上手い。

 このピアノの弾き語りだけでも、充分なパフォーマンスだ。

「玲が言うに、歌うのと楽器演奏が同時に出来ないらしいですよ」

「ああ、確かにいるわね……」

 ちょっと違うが暁なども、演奏に集中しすぎると、自分の世界を作ってしまう。


 シンガーでいいではないか、と俊は思うのだ。

 仲良しグループのバンドでも作るのか、とも思う。

「玲ちゃんは確かに上手いけど、バンドやるならあと二人は必要なんだよね。それでケイティの娘が立候補してるらしいんだけど」

「音楽は血統でやるもんじゃねえ」

 俊はそんなことを言ったが、ノイズでも父親が超一流のアーティストであったのが、その俊と暁である。


 実際のところ、成功するだけなら、花音一人で売り出していけばいいのだ。

 しかし千歳から見ても花音は、どこか浮世離れした雰囲気がある。

「やりたい音楽をやるだけじゃないのかな」

 玲はちょくちょく顔を合わせるが、花音とはほとんど話したこともない。

 ただ生まれたときには既に母親がいなかった、というのはどういう気持ちであるのだろう。


 千歳の知る限り、先生の家は長男が家を出ており、甥っ子を一人預かっている。

 こちらは音楽とかの関係ではなく、学校に通う関係であるとか。

 夫である人物は出張が多く、千歳も会ったことがない。

 ただ割りと長いスパンで子供が出来ているあたり、夫婦関係はいいものなのだろう。

「でもマイケル・ジャクソンも最初はジャクソン5でデビューしてたじゃん」

 暁はそんなことを言うが、マイコー以外はその後どうなっているのか、知っている人間はそれほど多くないだろう。


 頂点を取るつもりで、そして海外進出も視野に入れていて、上手く物事は運んできた。

 だがここで大きな、ライバルの登場と言えるだろう。

「悪いことばかりでもないと思うけどね」

 阿部はそんなことを言う。

「これは一つのムーブメントよ。ビートルズは確かに偉大だったけど、ほぼ同時期に偉大なバンドが、いくつも出てきたでしょ?」

 それはそうなのだが、全てはビートルズの影響にあるとは言えるのではなかろうか。

 もちろん音楽性まで似ているわけではないが。


 俊たちのような若者には、分からないものであるのかもしれない。

 だが長年この業界で生きてきた阿部には、感じているものがある。

 音楽の潮目が変わり、若手が一気に台頭してくる。

 ミステリアスピンクやMNRがデビューからおよそ二年。

 そしてノイズも二年で、おおよそトップクラスになってきている。

 この勢いの、最後の一押しが花音になるのではないのか。

 音楽に限らず芸術というのは、他からのインプットを受けて、大きなアウトプットが生まれるものだ。

「なるほど、ロックだね」

 暁はすぐに理解したらしい。




 俊としても言わんとすることは分かる。

 一つの優れたバンドが出ると、それにインスパイアされたように、バンドがどんどん登場することがあるのだ。

 一定の期間を置いて、バンドブームがやってくるのと同じであろうか。

 今はバンドではなく、ユニットというパターンも多いが。


 それでも困った部分があるのだ。

 ノイズと花音の間には、一つの共通点がある。

 女声ボーカルを使っているということだ。

 もっともこれは、MNRやミステリアスピンクも同じことで、女声ボーカルのデュオというところまで同じだ。

 実際にはそれなりに違うのだが、キャラクターが被っていると思われるかもしれない。

 ならば実力差がほんの少しであっても、客層を大きく向こうに取られるかもしれない。


 いっそのこと花音は、本当にソロでデビューしてくれれば良かったのだ。

 千歳の話を聞く限りでは、演奏と歌唱が同時に出来ないということで、バンドという手段を選択したのか。

 ただボーカル一本で充分だと思うが、あのピアノの演奏技術も素晴らしかった。

(クラシックに行かないのかよ)

 そう俊が思ってしまったのも、本当のことではあるが。


 しかしこれだけ鮮烈な登場をしていながら、そのバンド自体がまだ確定していない。

 メンバー三人がほぼ確定としても、バンドを支えるドラマーがいないのではないか。

 花音が歌う時、ドラムをなしにしてしまうのか。

「別にドラムはいらないんじゃないかな」

 栄二が泣いてしまいそうなことを、千歳はあっさりと言ってしまう。

「打ち込みじゃあダメかな?」

 言われてみて俊は気づいた。

 ノイズの場合はフロントのパワーに引きずられないため、生きているドラマーが必要になった。

 だが昨日の演奏を聞いた限りでは、花音の歌はそういうタイプではないし、暁のようなギタリストもいない。


 ドラムレスのバンドというのは、普通に存在するのだ。

 単純に正確なだけなら、打ち込みの方がよほどいい。

 また人間には難しいドラムパターンも出来る。

 ボカロPであった俊には、確かに納得出来るものである。

 要するにパワーのありすぎるフロントが、ノイズの場合は問題なのである。

「あたしはまだ映像でしか聴いてないけど、ノイズが負けてるとは思わない」

 普段はおとなしいはずの暁が、ステージの上と同じ顔をして、そんなことを言った。


 本来は勝敗など必要ないのだ。

 そもそも一つのバンド、一人のミュージシャンだけで、全てのニーズに対応出来るというものではない。

 特にノイズには、圧倒的に有利な部分がある。

 それは俊のアレンジによる、有名曲のカバーだ。

 権利関係の問題があるため、それで大稼ぎというわけにはいかない。

 だが日本の新しいバンドを全て見ても、ノイズほどカバー曲の需要があるバンドはない。


 なるほど、勝ち筋らしきものが、見えてきた気がする。

 もっとも本当に、音楽に勝敗はいらないのだが。

 共鳴するように、それぞれの音楽があった方がいい。

 ただ孤高に立つ音楽など、虚しいだけではないのか。

 フィーリングを重視する暁としては、月子の歌が花音に負けるとは、どうしても思えないのだ。




 さて、もう一つの問題というか、要請に関してだ。

 花音は俊たちの前で、確かに言ったのだ。

 ノイズのリードギターであるアッシュに、ヘルプに入ってもらえないかと。

「それはさすがに無理……じゃないわね」

 阿部は咄嗟に言って、途中でそれを改めた。


 違うレコード会社でも、協賛して何かをするということはある。

 だが中心メンバーを、ヘルプでレンタルするというのは、ちょっとないことであろう。

 フェスなどのイベントのために、成立したりすることはある。

 だがステージなどに、リードギターを借りるというのは、普通ならば成立しにくい。


 しかしGDレコードはこの間、ALEXレコードに大きな借りを作っている。

 なのでこれで借りを返せるというなら、GDレコードの常務は許可を出すのではないか。

 少なくとも上から、オファーが降りてくる可能性はある。

「それは確かに……。だけどあっちは、どのパートが不足しているとか言ってないだろ。アキのギターは生きてるから、生音じゃないと対応出来ないことは多いぞ」

 扱いづらいとんでもない武器、だということが分かっているのだろうか。

 俊としても自分一人では不可能だからこそ、リズム隊を必要としたのだ。


 ただそういったこととは別に、花音と暁を合わせてみれば、どういう化学反応が起こるのか。

 俊としてはビジネスではなく、アートの面からそれが気になる。

 ビジネスマンとして、電卓を弾くのが得意な俊だが、最終的な局面ではどうしても、アーティストの顔が出てきてしまう。

 もちろん全ては、上がどう判断するかというものだが。

 宣伝になるというなら、充分に許可が下りる可能性はある。

 それに暁の音に、あの花音がどう反応するのか。

(聴いてみたいことは確かなんだ、クソ!)

 根本的なところでは、どうしようもなくアーティストな俊であった。

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