応援コメント

ばらばらの ふたつの揺れの 重なりて」への応援コメント

  • つながりで言うと、これもブランコの句でしょうか? 無人のぶらんこの揺れが、一瞬同期する様を描いたのか、はたまた二人で漕いでいる、その心の比喩を詠んだのか、もしそうなら、二人は友人か、恋人同士か。無言なのか、語らっているのか。
    さまざまに空想が広がる面白い一句ですが、このままだと少し弱いかもですね。いっそ七・七を入れて、情景をはっきり具体的にするか。あるいはこの句集全体をはっきり「恋の句集」と銘打てば、前後の句の配置次第でかなり強い光を放ちだすかも知れません。

    作者からの返信

    湾多珠巳様、コメントをいただきありがとうございました。
    これもぶらんこについての句です。五七五の部分は並んで漕いでいる二人が子供とも恋人ともとれるようになっています。ぶらんこの動きが少しずつ同調して行き、完全に同じになった時……、との展開なら恋人同士の方が絵になるので、光景を描く言葉を見つけられたら、短歌にするのもありかなと思うところです。