第4章
66. 竜也の変化
竜也は考えている。
私の両親は「神そのものであると!」。
両親がいなければ、私は存在しない。
つまり、両親の「性交渉」があったから自分がここにいるのだ!
両親の「愛」の結晶が自分なのだ!
まずは、最も近い「神」である両親に感謝しなければならない!
さもなければ「天地創造の神」からの「救いの念波」は受けるこができないに違いないのだ!
「竜也は変わった!」
父親、母親に徹底的な感謝の念を送り始めたのだ。
たちまち、運命が好転し始めたのだ。
神宮寺をイジメ続けた、竜也の人生も「転機」を迎える。
「両親への感謝」である。
そして、「皇恩」にも感謝を始めたのだ。
つまり、「天皇陛下信仰」である。
日本は「天皇陛下」の国であること。
日本の「普遍の神」の中心はあくまでも「天皇陛下の精神」であること。
未だに「天皇陛下」は「現人神」なのだ!
世界最古の王族が、未だに日本の中心であること。
皇朝2600年以上であること。
現在の天皇陛下は、126代目であること。
全ての良きことは「神」から生まれるのだ!
「神」がいない、人間の「永遠の命」も無かったら、
やりたいことをやったもの勝ちとなり世の中は、混乱し破綻してしまうのだ。
「神」にいてもらわねば困るのである!
人間が「永遠の命」を持たなければ困るのである!
「神は実際にいる!」
おそらく、人間は本能的に「知っている」のだ!
「永遠の命」つまり「生き通しの命」というものを……。
「善は善を呼び、悪は悪を呼ぶ!」
今世に悪徳を積めば、来世でしっぺ返しをくらうのだ!
「徳を積むのだ!」
徳に竜也は、善行を積まねばならない!
「フォースの戦士たち」をこの日の本から追い払うのだ!
長年、日本では「バテレン」を嫌がってきた過去がある。
特に鎖国をしていた「江戸時代」である。
キリスト教は日本に合わない……。
「霊界」「神界」でもその傾向は続いている……。
何度も言うが彼らは「主イエス・キリスト」を通してのみ、楽園にいけると説くのだ。
つまり、「フォースの戦士たち」はこの日本をキリスト教国
にするためにやってきたのだ!
東西に細長く、色んな文化が生まれた国。
八百万の神、日本。
仲が良いわけない。
そして、竜也が考えるに、
「死んだら、みんな仏様なのだ!」
つまり、最大の「生と死の回転」が起こるのだ!
竜也は瞑想して心を静める。
息を吸う時が「生」であり、吐く時は「死」なのである。
つまり、座禅もまた人工的な「生と死の回転」なのだ!
その「生と死の回転」から「悟り」を得るに違いないのである。
徐々に、キリスト教の信者の人間が「フォースの戦士たち」
のいる場所に集結を開始し始めた。
こちらには、屈強の黒田軍6000人がいる!
20年前の活躍後の現在も「龍の一族」の近くの村に住んでいるのだ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます