異世界ではない異世界

@yoshi-555-

第1話 突然の訪問?客

広大な宇宙、はるか遠くにはたくさんの星々。

何があるのか、何かが生息しているのかも分からない。今もなお地球の文明では到底知り得ることのできない未知の世界が広がっている。

そして、予想も推測も何もかにも否定も肯定もできない世の中で、突然その物語は始まる。


「ただいまー」

おかえりーっていう人はまだ誰も帰ってないんだけど一応ね...。

朝起きて朝ごはん、学校行って学校終わって家に帰り、ほぼ同じような毎日が繰り返される。

「さっ勉強勉強っと」

親から強制されてる毎日のルーティーン(T . T)

「えーっと今日の復習は、、、」


「ただいま」

勉強も終わるころ妹が帰ってきた。

続けて、母親も帰ってきた。

晩御飯作ってる間にお風呂入ってしまうかな。

「おーい、ユウ風呂入るぞ」

「うん、わかった」

そう、妹の名前はユウ、小学4年生

おれはタクミ、中学3年生


すべてのルーティーンを終え、自分の部屋へと帰ってきた。あとはご飯できるの待つだけか。

「ふわー、あーなんか眠いな」

眠い、非常に眠い、何故こんなに眠いのか、いつもと違う。

明日は土曜日で休みだから、このまま寝るのはもったいない!漫画でも見てダラダラしよ。


〜漫画何分見てたんだろうか、あっという間に寝落ちするタクミだった〜


「ふわぁ〜、あ〜むにゃむにゃ、寝落ちしたっぽい…んっ?」

部屋のクローゼットから光が漏れている?クローゼットの中って電気あったっけ?

「まいっか…寝よ…」

って、気になって寝れないんだけど。何なんだ。

よく分かんないけど、クローゼットの中を見てみるか。電気なんて無かったと思うけど。


〜取っ手に手をかけ扉を開けると、クローゼットの中は一面光で満ちていた〜


「えー、何なの???」


「何なのじゃなーい!早くこっちこっち」


「はいっ?」なんか人の声が聞こえた!

光の向こうから聞き慣れない女性の声。

なんかおれを呼んでるみたいだが。


「誰ですか?」


「紹介はあとあと!こっちに入ってきて!」


入って来てって言われてもなぁ(~_~;)

クローゼットなんだから、ぶつかって終わりなんじゃ?


〜って言いながらも一歩二歩と恐る恐る入ってみると、そこには見たこともない部屋があった〜


「なんじゃこりゃー」

「クローゼットの中がまさかこんなことになってたとは」

ここってクローゼットの中?だよね。向こう側ってユウの部屋のはずなんだけどな。


〜目の前には見知らぬ女性がニコニコしながら腕を組んで立っていた〜

「ようこそ、我がマレニア王国、我が研究室へ」


えっ?何言ってるのこの人…。

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