百合ものがたり(ライトノベル)
宝希☆/無空★むあき☆なお/みさと★なり
第1話 モダン①
たたた大変だという訳で
修学旅行である。
その修学旅行で私は困っている事がある。
それは共同入浴と同室ザコ寝というイベントである。
私はもの心ついた時から他人の裸NG自分の裸NGなウブでシャイな奴なのだ。
おんなの身体はおとこと違い花の蜜の様なモノと母に躾られ。男は結局身体目当てだから気をつけなさいという母。
だから反って男子の裸の方が女子の裸より卑猥じゃないじゃんとの結論に至ったお年頃。
風邪ひいたから旅行はいかない作戦で、夜中何時間も水風呂に入っていたので、母に注意されている私。
風邪薬を飲むていで、睡眠効果のある薬を飲んだりしたから、日中寝ぼけて、母が心配していた。
危ないことをしていたので、共同入浴と同室ザコ寝が恥ずかしすぎて出来ないと正直に伝えた。
すると母は「母さんと一緒に銭湯にでもゆく?」と「荒療治」な提案をされた。基本私は「反荒療治派」だ。こころを尽くして対応して、無理矢理は反対の立場だからなのだ。
だから恥ずかしくて女子の下着売場にもいけない「かまとと」なのだ。
一生懸命反対していたら、母が「じゃあ母さん一っ風呂あびるからそれを毎日見てなさい」と穏やかな提案がされた。私は服着てて良いんだよねと、身構えたら、とーぜんだけど、代わりに「あんたの裸を服を着て見ててあげる」と言われて「お風呂に入る練習」なので渋々了承した。
そーして今日の日私は修学旅行へと旅立った。
了
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