もう一度出会える奇跡

@nihyaka1212

第1話

「会いたい会いたい」といまもずっと、もう一度出会えたなら

15年前小学校に転入してきた咲という名前の子がいた

その子は生まれつきの病気で、手術代なんて払えないしなんならご飯もやっと食べれるくらいの環境だった

そんな中自分はそれをみているだけ、何もすることが出来なかったけど、その子とは仲が良く運動は苦手だったからいつも教室で話したりしていた

そんな時に彼女は突然消えてしまった、行方不明になり今はもう見つかったそうだ、だけど未だに僕はその子と会えていない、その子は僕を覚えているか分からないが僕はそれでも覚えていて会いたかった

僕は毎日のようにその子に

「君にもう一度出会えある奇跡が来ないのか」

と毎日のように呟いていた今考えたら頭のおかしい人みたいになっていたんだろう

だけどその時はずっと思ったんだ

だからこその愛も大きかったよ

その時に仲の良かった勇也という人がいた

勇也「またそれかよいい加減忘れろよ」といつも言われる

今は大学生になったけど勇也との関わりは変わらずにたまに食事に行くような関係だ

そのときは次第に咲のことを忘れかけていた

第2話思い出した

そうして

勇也「最近咲の話しなくなったな」

というと

頭から全神経にくる記憶、

自分「全部思い出した!探さなきゃ!」

と虫酸に走り回って探し始めた

ずっとずっと

日が暮れた頃もう既に7時だ

そう、既に7時間も走り回ってささいた

足が痛くなっていることにも気づずに

ー数週間前ー

実家に帰ることになった

母「学校の友達が来てるみたいよ」

自分「なら行ってくるわ」

そうして友達とずっと話していると

友達「そういえば咲?だっけはどうなったの?」

とそのときは心が壊れそうなくらいだった

自分「誰だっけ笑」

と誤魔化した

そして夜になり解散した後に

海に行くとこにした

自分「夜の海は静かだなあ」

と口ずさんでいた

???「そうですね」

!?

第3話 会いたかった会いたかった

背筋が凍った

自分(どうしよう幽霊か?)

そうして後ろを振り返ると……

咲がいた、

自分「咲!?」

咲「やっと会えたね」

自分「覚えてくれてたのか 」

とちょっと泣き顔になっていった

咲「ずっと忘れてないよ」

自分「ずっと……ずっと会いたかったんだ!」

と咲を思わず抱きしめる

咲「ちょっと一応男と女だよ?」

と聞く

自分「知らない!もう離さない!」

咲「これ言うの逆じゃない?」

と抱きしめ合う

そのとき、

勇也「お、着いたぞー故郷だーとお、、、やっと出会えたんだな」

と少し涙目になりながらも遠くから見つめる

2人は落ち着いて一緒に座って朝になるまで話し合った

第4話 もう遅いの

咲「もう帰るね」

自分「え、なんで行かないで」

咲「ごめんもう手遅れなんだ」

と走って消えていく

咲「私も離れたくなかったよでももう遅いんだ」

と泣きながら去る

自分「まただ、まただ」

となきながら地面を叩く

自分「もう一度出会える奇跡は無いのか」

と、行ったそうすると勇也が駆け寄って

勇也「咲のことは残念だったな、だがこんな伝説がある、もう一度出会える奇跡は1度しかないそれをお前はさっき使った」

自分「なんでだよ、なんでなんだよ」

勇也「またご飯でも食べようぜ」

自分「今日は1人にしてくれ」

そのまま1日中泣き続けた

第5話 奇跡なんてなかった

ピーンポーン

???「宅配便デーす」

自分(なんて適当なんだ)

勇也「はいこんにちはー」

思わずドアを閉める

勇也「おいおい、待ってくれよーご飯食ってるのかー?こっちは心配してんだよ」

ドアを開ける

勇也「ご飯食ってないみたいだな、ご飯買ってきたから」

自分「ありがとう」

勇也「悪い話なんだが、聞くか」

自分「う、うん」

勇也「実はな、咲もう死んでたみたいなんだ」

自分「そ、、そうなんだ」

勇也「落ち込まないでくれよな」

自分「もう奇跡なんて頼らない」

勇也「もうしんでるんだぞ」

走りドア開けるそして強くしてる

勇也「もう知らねえからな」

自分「お願いしますもう一度、もう一度出会える奇跡を、、僕に……」

自分「もう神も奇跡も裏切ってやる」

そしてコンビニで包丁を買う

ザワザワ、、街中は包丁を買う自分をみてザワつく

自分「これでいいんだ」

そうすると空から重りが落ちてきて包丁が潰れた

自分「!?」

てんからかすかに聞こえる

???「私に会おうとしなくていいの」

ハッキリ聞こえた咲の事だということが

咲「お願いだから会おうとしないで」

自分「ダメだおれは咲と一緒に暮らすんだ!」

優しく手を掴んで置く

咲「ありがとう、でも決して死のうとなんてしないでお願いだから」

自分「……」

咲「ありがとう私はやっと成仏できるかな」

自分「……」

咲「今までありがとう」

自分「ばいばい!」

咲「ばいばい」

第6話 生きたい、会いたい

1週間後

勇也「お、よう!」

自分「よう!」

勇也「おい、咲の事は残念だったな」

自分「おれは、、、、これから強くなるんだ」

それからというとそのまま普通の学生生活を送り普通に就職したってことだ

これが俺が体験したちょっと変わった謎の失踪事件から始まった10年間の出会いの奇跡の物語だ、これはフィクションかって?それは、想像にお任せするぜ、君もこんな学生生活を送るかもな


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