翻訳

こうして 新鮮な栄養と新しい血を

私は自由な世界から吸う

なんと自然はやさしく 良いのだろうか

それは私を胸に抱きしめてくれる!

波はわたしたちの小舟を揺らす

櫂の拍子に合わせて

山は、雲の中にそびえ

わたしたちの行く手を迎える


目よ わたしの目よ どうしてお前は俯くのだ?

黄金色の夢よ お前が再び来たのか?

去れ 汝 夢よ! たとえお前がどんなに黄金色をしていても

ここにもまた、愛といのちはあるのだ


波の上に輝く

千の揺れ動く星々

柔らかい霧は飲む

周囲にそそり立つ遠景を

朝風は翼で包む

陰になった入江を

そして 湖はうつす

熟した果実を

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る