補欠入学

補欠入学

I am a このあと何を言えばいい何にもないが誰でも無いが

鈍感な水道水で痩せた悪ただ倒される日を座して待つ

水差しいっぱいの自己愛溢れる本当のことひとつもないね

好きの蛇口捻っても間違いばかり飲み干して言う喉渇いた

砂丘で落とした声をいつまでも掘り起こすのが君の仕事か

母の脚治ります様願をかけ火をくべる放火魔の証言

白と黒、あとはなんだか鮮やかな。薄目で見ればやさしい世界

かばん奥、動物園に持ち込んだ植物図鑑言い出せぬまま

もう一歩裸足のままで進めたら最先端の福音を踏む

よく知らぬ言語で抜いた足の釘、どこまでもゆけ気の向くままに

ドン底の気分を抱いて喰うカレーご飯ばかりが妙に余って

トーストがよく焼けたとか不安の忘れ方ばかりうまくなってさ

口づけで宿す未来の儚さが愛の充電そう呼べたなら

駅前で罪を配って生きてます事前にちゃんと許可とってます

真実の愛に近づく確信が　充電器とか貸してくれるし

宝島行く前日にコーラック飲むんじゃ無いと習っていない

身体から由縁が消えてブレーキとカレーの違いわかる？わかるよ

去り際に上司置いてく書類束チョコラBBのCMかよ

教祖様何度も髪をありがとう空気薄いの家のどこでも

教会の裏で育てた薬物は天国までの約束をする