作品楽しく拝見いたしました。
俳句や短歌には音数がある。
短歌はもともと和歌のリズムを受け継いでいる。
和歌は前半が575後半は77の音数になっている。
そのことがちゃんとわかっているかいないかは、初心者の難関だったりする。
漢字で書くか、ひらがなでひらくかも印象がずいぶん変わる。
俳句と短歌では、恋愛について書くのは俳句よりも短歌が向いているといわれる。
おそらく語りかける雰囲気は短歌のほうが、切れを使って間を作る俳句より向いているということ。
恋人がスリッパで叩かれる1首があるけれど、ちょうどいい力加減だと思う。金属バットでは目が当てられない。
とてもよい恋愛短歌だと思う。