第17話彼の趣味について

 ほぼ軟禁状態の呂尚ロショウさん。


 この不満をどうしたらいいか考えた挙げ句、彼は趣味である畑に精を出し、他の人達の手も借りながら技術を磨く。


 数年後(牧野の戦い辺り)、沢山の実り豊かな畑から取れた作物を、食料がまともに手に入らない人達にも分け与えたことで、西岐サイキ(後の周)は強い信頼を得て、戦も無事に乗り切った。


 後に呂尚ロショウさんは

「私が太公望の影武者を引き受けなければ、この戦は勝てなかっただろう」

と、真剣な眼差しで語っている。


周新聞社会欄より抜粋


令和3(2021)年12月19日12:17~12:37作成

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