387日目 この筆は誰かを殺せるか
こんばんは、レンズマンです。
今日は仕事が休みだったので、課題を書き上げてきました。
参加してる編集講座の宿題の期限が今日までだったのです。うおおお、苦戦した……。
課題の内容は、ざっくり1500字くらいで一つ記事を書いてみようというもの。テーマは自由ですが、参加者の多くは身近な事柄や近隣の文化・建築物について書いていました。僕はテーマを決める時にイマイチ要領を掴めていなくて、地域や自分に全く関係のない歴史上の偉人をテーマにしてしまい、講座で教わった内容を応用することになりました。
事前課題で下書きを書いた際、講師の先生にはこの方向性でいいとは言われましたが、実際は数日かかってやっと完成させられる程度には苦戦しました。なんせ写真がない。資料が手元にない。その人物を題材にした小説を読んで、その描写の根拠があるのかないのかを見定めながら参考にしました。描写のリアリティが高すぎて、創作(筆者の想像)だと気づかない場面もたくさんあって、歴史ものの理解を深める事が出来て良かったです。事実を元に隙間を想像するのが歴史小説なんですね。
内容に関して言えば、文字数の縛りも厳しかったです。例えば、いつものこの日記は少ないときで500~700字、多いときで2500~字くらいです。思いついたことをそのまま、気が済むまで書いていますが、今回は1500字くらいと指定があります。書き終わった時、記事本文は1800字以上ありました。せめて1600ちょいくらいにしないとオーバーが過ぎるので、文章をどんどん削っていきます。うう、結構気に入っていた表現だったんだけどな。己の文章校正はいつも断腸の思いです。自分自身に刀で切りかかるイメージ。しかし、ルールはルール。好き勝手に書ける日記とは違うのです! イヤーッ! 思い切って構成を変えたり、無駄な情報を省いたりして見ると、新たな形に文章が整えられて結構面白かったです。
……しかし。完成させたことでまた別の不安があります。
そもそもこれ、面白いのかな……。自分なりに歴史を学ぶということはどういうことか、この人物の何が面白いかを表現したつもりですが、相手にそれが伝わるだろうか。例えこれが練習だったとしても、目を通してくれる講師につまらない物はお見せしたくない。これは文章だから。文字を重ねて作った読み物だから。時間と労力をかけて目を通させて、「こいつ何が言いたいんだ、クソムカつく」とか、「時間返せクソバカ」とか思われたら悲しい。というか、申し訳ない気持ちになってしまう。ああっ、やっぱりもうちょっと見直せばよかったか。でもキリないしなぁ。誤字脱字は無いと思うけど、それでもあったらと思うと心配です。
何より……僕よりも上手に書いてる感じがする他の参加者が羨ましい。そんな中に自分の文章を送り付けるの嫌すぎる!! キエエッ! 恥ずかしい! そもそも何で一人だけ偉人の話してんだよ、みんなもっと身近な登山とかの話してるぞ! 空気読め馬鹿眼鏡!
後の祭りとはこのことか。日付も変わってしまった事だし、今日の所はさっさと眠ってしまおうかな。課題の評価はなるようになるでしょう。……緊張してきた!
では、今日はこの辺で。お疲れさまでした。
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