361日目 もっかいゴミ捨て場の決戦!

 こんばんは、レンズマンです。

 ゴミ捨て場の決戦をもう一度見てきました。


 映画を見てから作品にハマり、テレビシリーズを一通りみてもう一度劇場へ。まさかまだ上映期間であるとは、あまりにロングランで驚きです。それだけ人気がある作品ということですよね。とはいえ、流石に平日夕方の上映だからなのか映画館は空いていて、僕の他には男性が二人友達連れで見に来ているだけでした。うむ、快適。

 当然ですが、劇場に時計はありません。なので正確な時間はわかりませんが、始まって10~15分くらいで泣きました。山口がサーブ上手いんですよ~~~!!! 粘りの猫駒にサーブで点とっちゃうのすごい~~~~!!!! 確かにサーブ一本で点が取れるなら、守備で粘られることもないもんね。最初は根性無しだった山口がもうこんなに落ち着いて、月島に先を行く奴だなんていわれて。本編を追いかけたからこそわかるエモが早速やってきました。もうずっとサーブしてくれ、山口。バレーの交代のルールはよくわかんないけど、なんか頑張ってもっと打ってくれ! 山口!!

 猫駒高校の描写に力が入っている今作。本編も通してみたことで、三年、二年の同学年トリオに愛着が沸きました。やらしい笑顔が特徴的なキャプテンの黒尾、小柄だけどけんかっ早いリベロの夜久さん、二人の仲裁役の海。この三人、良すぎる!! 全員で繋ぐ粘りの猫駒の土台となる安定感の三人、とくに黒尾と夜久はライバルの鳥野高校からも注目されています。で、目立たないけど重要な海が二人を支えている構図が良い。二年の三人も原作を通して読んだからこそわかる部分がとても多くあって、熱血漢の山本と内気な研磨の対比は勿論、マイペースな福永が研磨の理解者であるところにも気付けて良かったです。研磨にとって、スポーツマンの中でも落ち着いて話を聞いてくれる人物が同学年に居るのは嬉しいよね、と、勝手に思いました。

 あと、犬岡! 突然現れた長身ハーフのリエーフにポジションを奪われて以来、扱いが脇役になってしまった日向の最初のライバル! ちゃんと試合に出てきてくれてめちゃ嬉しかったです。一度見た時は人の区別があんまりできていなくて、犬岡の事を認知できていませんでした。ていうか、思ったより大きい。大きいのに早いのが強みだったんですね。全然気づいてなかったり、分かっていなかったりする描写がたくさん見つかって、やっぱりもう一度見て良かったです。

 やっぱり作画がすごい。終盤のラリーの描写なんかカメラワークがすごすぎて、ああこれは実写では描けないなと思いました。だってボール視点ですよ!? すれ違う選手のドアップ、跳ねる視界。こんな描写、正気の沙汰ではありません。大ジャンプした時の音も良かった。ネットにかかったボールが回転する音、それをまさか拾うとは思え無くて驚いたり。音と絵のクオリティの高さに余計に引き込まれます。映画館でみるアニメ映画、めちゃ良いんですよ。

 そして、やっぱりこの映画で好きなのは黒尾の報われ方です。誘ったからには楽しんでほしい、でも無理強いはできないもどかしさ。研磨に楽しさを感じさせてくれるライバルの登場に黒尾はどれだけ期待を抱いたでしょう。妙に人の世話を焼きたがる黒尾のおかげで成長した人が敵にも味方にもいて、その成長で彼に報いる。研磨や海が感謝を伝える場面は、初見でも涙ぐんでしまうほどでしたし、やっぱり今思い出しても泣けてしまいます。良かったね、黒尾……! 子供の頃より背も伸びてかっこよかった!


 映画ならではの演出が独創的である反面、テレビアニメシリーズと違い尺の都合でやや駆け足になってしまっている事にも気が付きました。どうしても普段ならゆっくり間を取ったであろう部分をテンポよく流してしまったり、細かい会話を聞き取るのが難しかったりした印象もあります。これは良し悪しですね。

 以降の話も劇場版で作られるらしい。次も期待したいですが、その前に漫画読もうかなぁ。友達からも勧められているんです。勧められているなら読みたいな。


 さて、明日も暑いらしいのでそろそろ寝ます。寝る前に特典の冊子を読もうかな。スマホを触る以外にやることがあるのは良いことです。

 では今日はこの辺で。おやすみなさい。

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