357日目 日常の裏で戦う者達 例えば腹痛 前編

 ハァ、ハァ。レンズマンです。激闘の一日を終えました。


 今日は待ちに待ったDx3rdの即売会「UGN第758支部」当日です。サークル参加する側として、遠方から友人を招いて手伝わせる人間として、コンディションはばっちり整えておかなくてはなりません。前日の夜に友達と会って焼肉を食べてエネルギー満タン、いざ当日の朝……ヌアアアアア!! お、お腹が痛すぎ!?!? 今朝はお腹の痛さに叩き起こされました。どうやら焼肉を食べ過ぎたようです。というわけで、朝から寝不足に加え腹痛、おまけに朝食を抜いたのでエネルギー0の絶不調のコンディションでイベントへ向かいました。さ、最悪だ。今日に備えてずっと用意してきたのに。しかし、今更家で寝込むわけにはいきません。小刻みにトイレに向かいながら用意を進め、駅でもう一回トイレに駆け込み、それでも時間に余裕をもって売り子である「るーさん」との合流地点へとやってきました。遠方から夜行バスでやってきたるーさんは元気な様子で、死にかけているレンズマンを引っ張って会場まで連れて行ってくれました。サークル主なのに情けないと思いつつ、しかし言われるがまま会場に辿り着きます。会議室を使った会場は思ったよりも広く、我々グルテンフリーは一脚の机を与えられました。いざ設営を開始しようとして気付きます。


「大きいな……」


 そう。スペースが大きいのです。というのも、想定していたサークルスペースはこの半分、机一つを二つのサークルで分けるものをイメージしていました。以前参加したゲームマーケットがその形式だったので、それくらいのサイズを考えていたんです。より狭くなってしまうよりは良いんですが、そうなるとレイアウトが崩れてしまう。というか、何にも考えずに来たのですが。備品も前回の流用だし。なんとかなるだろうの精神でやってきて、いざテーブルを前にして立ち尽くしました。そんな僕を見て、るーさんが「まさか何も考えずに来たんですか」「レイアウトは大切ですよ」と呆れている。ぐうの音も出ない。不調なお腹が閉じた口に代わってゴロゴロと返事をしています。結局、二人で協力して……というか殆んどるーさんの指示でレイアウトを決めて、備品を持ってきた僕がそれを並べる形でサークル設営は完了しました。一人で来てたらどうなっていたんでしょうね。

 他のサークル主さんからお土産のミルククッキーを貰い、るーさんにお金の扱いの説明をしていたところでイベント主催者が挨拶を始めてそのままイベントが開始されました。サークル設営に必死になっている間に開始時間になっていたようです。ぜ、全然気づかなかった。ふと顔を上げれば入場者の列がいつの間にか形成されていて、ついにこの時が来たと緊張します。高齢となりつつある弱音も零れ、無理だ、帰りたいというとるーさんに着払いで本を送りつけると脅されました。フリーターに余分なお金はありません。思ったより辛辣な叱咤に涙を堪え、いざイベント開始です。


 書きたいことがたくさんあるのですが、今日は疲労のせいか眠くて仕方ありません。続きは明日書きます。

 では、今日はこの辺で。おやすみなさい。

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