木の箱2
浜田まひる
第1話
私は冴えない女子高生、木谷穂香17歳の高校2年生だ。
学校の帰り道、黒髪で長髪の美しい顔立ちの男が私に声をかけてきた。
その男は私に古ぼけた木の箱を手渡してきた。
私は「なに?」と思いその男を探したけれど、何処にもいなかった。
姿を消していた。
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