48話 腹が減った、、、

一行は異世界全国を旅をする

リョウが言う

「水戸黄門って嘘じゃね?」

フンババ

「といいますと?」

「あんな爺が全国歩ける訳ねえじゃねえか!!」

「あー、それ、タケシのネタですけど、本人が爺になって

『あんなフガフガじじいのネタなんか面白くねーよ』状態ですよ」

「うーむ、人間の寿命とは儚い物だ、魔王の寿命はどれぐらいあるのだ?」

「私は2500歳ですが5000歳ぐらいあります」

リョウが驚く

「うわ、羨ましい!!」

「そうですか?」

「そうだろ?人間なら100歳で金さん銀さんだし」

「うーん、助さん拡散は解りますが、金さん銀さんは、、、」

「兎に角、人間は寿命が短すぎる」


するとフンババが真面目な顔をして言う

「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ 堪らなく愛おしく、尊いのだ。」

「うわ、すげー、良い事言うな」

「まったくです、魔王族は4000歳ぐらいから寝たきりになって1000年間

介護老人になってしまうのです」

「しかし、お前にはニーナという娘がいるではないか?」

「娘には迷惑をかけたくない、いざとなったら551の毒まんじゅうで即死したい者です」

「お前、良いやつだな!!」

「かたじけない」


と、話をしているとティアラが

「すみませんが、もう、3日も絶食なんですが?」


「ΩΩΩナンダッテー!!」

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