31話 ジャージャー・メンクス

彼は目玉が飛び出したキモい生き物だった、

しかし、ティアラの頭突き、カルナの魔法、リョナのグレーターデーモン砲

そしてニーナのお弁当など次々と跳ね返した


「オホホホ、このジャージャーメンクスにはあなたがたは相手になりませんね」

「くそー、なんかムカつくキャラだな!!」

「私はある映画でも活躍する予定でした、しかし、見た人からウザい、邪魔と

散々言われて、グレて魔王ネクロノミコン様の四天王の一人になったのです」

「あー、ルーカスってよくやるよな、自分の趣味で小人だしたり、どう見ても

やばいキャラを出して、すわ、ハード・ザ・ダックかよって」

「そうでございます、ルーカスは私がバカウケすると思って、真面目にやってたんです、それがあんな結果に」

「うーむ、それはそれで悲しい話だ、どれ、前世から持ってきた肉まんをやろう」と

カルナが肉まんを取り出した

「おお、これは551の肉まんではないですか?」

「何、この異世界にも551があるのか?」

「はい、これは伝説の食べ物で、これだけで末端価格が1億円になります」

「ほう、それは凄い、ジャージャー麺、苦労したんだな」

「ありがとうございます、パクっ!!」


数分後、ジャージャー・メンクスは悶絶し始めた


「ううむ、ズコーター大帝、やはり即効性の毒を入れていたな」


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