17話 例のプール
着々と新スタジアムの建造は進んでいた
それはIRやらアミューズメント施設やらホテルも併設した巨大な施設だった
「うーむ、120億円も投資したが元が取れるかどうか微妙だな」
ティアラが驚く
「それって、私の年収の何倍超えですか!!」
「保証人にはお前のハンコもおしてある」
「ちょっとまてや、なんじゃそれ『てぃあら』って日本語やん!!」
「だが、ティアラよ、私は思った、君は美しい」
そういってリョウはティアラを見る
ぶっちゃけリョウはイケメンだった、
ジュリアーノ・ジェンマが日本人だったらこんな顔だったのじゃないかというほどイケメンだった
ティアラはおもった、もしかして、リョウは私の事が好きなのでは、こんなイケメンだと駄目よダメダメよ~ん
そういって、リョウはティアラにスタジアムの施設の一つを見せる
「屋内プールだ」
「まてや、これは例のプールじゃねえか、中国で作られている昭和米国物語でもネタになってるプールやないか!!」
「そうだ、お前はぶっちゃけ美人で乳もでかい、グラビアアイドルになれば稼げる」
「それは天界の規定で無理です」
「芸名を名乗れば言い」
「芸名?」
「そうだ、芸名ならバレてもあれは赤の他人ですでごまかせる」
「リョウ様、ひょっとして天才なのでは?」
「そして、一晩中お前の芸名を考えて作ったのがコレだ」
ティアラはごくっとつばを飲む
「命名 松坂季実子」
「まてーや!!」
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