16話 マイルドヤンキー

そこには11歳に戻った四天王のニーナがいた

ぶっちゃけかわいい、こんなかわいい子でもババアになるとああなるのかと思うと

俺も妹も腹が立ってきた

「すまぬ、ニーナよ、お前には何がなんだか解らんが死んでもらう」

「えええっ、ニーナ、何がなんだか解らないのです」

「お前はババアになれば散々の悪事を起こすのだ、だから、今直ぐぶっ殺す」

「そうなのですか、ニーナは悪い子だったのですね、覚悟を決めました、今直ぐ、首をはねたり、宮本武蔵に真っ二つにしたりスキャナーズで爆発させても構いません、、神様、どうか、生まれ変われるなら、ニーナは良い子になりたかったです」

そこに元四天王のリョナが割って入る

「おまちください、お二人さま、ニーナが悪い子になったのは魔界中学校に入って可愛かったので魔界のヤンキーの彼女にサれてグレたのが原因だったのです」

「それは、日本でもよくある話だな」

カルナも言う

「焼酎もとい、小中で美少女だったのに中学生の時にヤンキーの彼氏が出来て

一気に人生計画が狂うやつだ、もっとも、相手のヤンキーを支配下に置いて土建屋の女社長になる奴もいるのです」

「そういう訳で、リョナはお願いします、今直ぐニーナちゃんをぶっ殺すのは辞めてください」

「うむ、リョナがそこまで懇願するなら仕方がない、妹よ、カルナが長女、リョナが妹、ニーナが3女という形でデュエットで売り出そうじゃないか」

「兄者、それはカルテットとも言うのではござらんか?」

「二人共間違ってますが、リョナ的には3人でキャンディーズ路線が良いと思います!!」

「よっしゃそれで行こう!!」


もう、ここは昭和じゃねと思うティアラであった

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