13話 ニーナ出撃

魔王フンガムンガは悩んでいた

「あの兄妹は電線の勇者なのか?」

ガウランが言う

「電線の勇者ですか、これはまずいですな」

「まずいのか?」

「はい、電線に雀が3匹とまっていた所、たちどころに雀を退治して

焼き鳥にしたという伝説があります」

「おそろしい話だ、誰から聞いたのだ?」

「イトーシローという大魔法使いです、ニンって言ってあらゆる魔術を使う男です」

ニーナが言う「やはり、私がこの場を収めないと駄目なようですね」


ニーナはナーガという種族で長生きだった、実年齢は6000歳を超え、ババアになっていた、それがコンプレックスだった


「ほう、3天王と魔王を含めた中でももっともババアのニーナが出撃するとは?」

「ぶっちゃけ、許せないのです!!」

「はい?」

「グレーターデーモンってだけで12歳で四天王に入ったリョナが憎いです!!」

「まあ、彼女には実力もありましたし」

「それが敵の話術にハマり、今ではアイドルでムキー!!」


そういうや、ニーナは高血圧でぶっ倒れた

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る