隣の学校の美少女がこっちに転校してきて、何故かインキャの俺がすごいアプローチされているんだが?【彼女は何か俺に言いたい様で..?】

キロネックス

ハイスピード転校生が来た件について。

とある高校の教室の端で、「んな展開あるわけねえだろうが」


            「いいや、あるかもしれないだろ!!」


            「現実見ろ」


            「そんな哀しいこというなよお!」


と今日くる転校生についての論争が3人の間で起こっていた。


他のところでも、


「イケメン来るかなあ〜?」


「お願いです。美少女をお願いします!!」


と騒いでいた。


そう、俺 「今泉司」 の通っている私立機陽学園に今日、転校生がくるのだ!


だが、いまは高校入って1ヶ月とちょっとだぞ?


いくら何でも転校するには早いだろう?


そうすると、クラスに馴染めなくて辛くなって転校して来たという可能性が高い。


だから、俺はコミュ力のない自分たちのような陰キャが来るだろうと踏んでいた。


暫くして、先生が入って来てショートホームルームを終えると案の定、先生から


「今日は転校生が来る。今から自己紹介をしてもらう。」


と言われた。


そして、入って来たのは俺たちと同じ様な陰キャ.. 


ではなかった。


ロングヘアーの綺麗な茶髪、目も少し茶色いとんでもない美少女だったのだ。


(なんか、男のロマンをこれでもかと表したような体してんな)


決して、そういう目で見てるわけではない。


でもね、男だもん規格外の大きさの何かがあったら見ちゃうよね?


仕方ない仕方ない。


そんな事を考えていると超絶美少女は


「おはようございます。今日から機陽学園1年1組に入る、姫島 夏帆です。どうぞよろしく

お願いします。」


と透き通るような声で挨拶をした。


その瞬間、男子には歓喜、女子には絶望の表情が見てとれた。


それはそうだろう。女子からしたら、いきなり転校して来た人に人気掻っ攫われるそうになっているんだからな。


他人事の様に考えていたのがいけなかったのだろうか。


ソイツが俺の真後ろの席に来たのである。


休み時間が始まるとすぐに、俺の安息の地であった席は地獄と化した。


近くで騒がれると、陰キャは気まずい気持ちになるのである。


そんなことは梅雨知らず段々と人は集まっていくのであった。




初投稿です。まだ小説書くのは素人なので頑張りたいと思います!!

あと、高校生カクヨム甲子園2023に応募したいと思ってるので評価のほど

宜しくお願いします。



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