第7話 食いしばる息継ぎ

この世界には人を傷つけて何事もなかったように接する者がいる。

それと同様に人に影響されて人と同じように行動する者がいる。

最後は何者にもなれるのにそれを諦める人がいる。

だけど、どの人間もみんなまだ自分がどんな人か気づいていない。

それが問題なのではなくて、問題を理解として捉えることなく生きていることが問題なのだ。

死は人を食い、生は人を助け、人間は無視をする。

それが、我々の種となる必然的に起こり得る実態なのだ。

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