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2024年3月29日 18:01 編集済
読み終わったので感想 昔のアニメを思い出すようなコミカルさ、ギャグテイストは個人的に好きだった。 が、あまりにも端折り過ぎて「え、いきなり? え? あ、そうなったんだ。え、これが最後? え? 終わった……」と、虚無感を覚える。 あとがきまで見た上で、作者としても実験的な作品であった事と、設定アイデアの部分がこの作品の大事な部分であった事は理解。それにしてもあまりにもこざっぱりし過ぎではなかろうか……。 文章的にも、接続語が怪しい部分があり、少々難を感じた。このミスは読み直しで気付けるはずなので、勿体無い。 又、格闘ゲームのキャラクターになってしまった主人公と、プレイヤーであるヒロインが一緒に世界一を目指す……という構図は面白いと思うが、主人公は完全にプレイヤーの操作でしか動けない為に、共闘感が薄い。 せめて、ラストバトルの際に主人公がヒロインを奮起させたように、精神的支柱を担っている事が分かるエピソードがあれば良かったのにな、と思う。 端折られた幾多の闘いでヒロインが全く苦戦しなかった……というのが尚更「じゃあ頑張ってるのヒロインだけじゃね?」という印象を強める。 私個人も格闘ゲームはある程度経験があるのだが、確かに理詰めタイプのプレイヤーにとって、初心者のレバガチャは『逆にキツい』という代物ではある。 が、大会優勝レベルのプレイヤーにレバガチャが通じるわけが無い。その手法に苦戦してしまうヒロインが、超上級者レベルの戦場を苦もなく潜り抜けられるだろうか? という違和感。 上述した悪い点や違和感は、いずれも「端折り過ぎ」の一点に帰ってくる。 アイデアの良さに着目して欲しいのは分かるが、その為にも、この設定ならではのユニークなエピソードや、ラストバトルに至るまでのプロセスをもっと描いて欲しいと思った。 プロローグ時点での感想にも書いたが、感情移入しようにも、二人を温かく見守ろうにも、ダイジェストのようなシーンの切り貼りでは「そういう事があったんだ。そうなのね、そっか」と悪い俯瞰でしか見られない。 悪いところばかり特筆してしまったが、個人的にこの作品の小ネタセンスはすごく好みなので、そこがもっとじわじわと活きてくるような形になっていって欲しい。 それもまた「もっとプロセスを書いて欲しい」という点に帰ってくるのだが……。本当に惜しい作品だな、と思った。※作者さんからの返答のご指摘の通り、『味わう』の部分は私の勘違いであり、コメントを訂正させていただきました。大変申し訳ありません。
作者からの返信
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。まぁいい加減に書いた作品だったなというのは私自身思います。そもそもヤンセとヒナコはムスメサイアを最後まで読まないと解らんキャラクターですし。一つだけ言わせてもらいますが、『味わわせる』は合ってます。『味あわせる』が誤用です!そこは私も調べてから書いてますんで。
2023年8月9日 13:12
格闘技チャンピオンから格ゲーに転生する、格ゲーのキャラなのでプレイヤーがいないと何も出来ない、その上でヒロインとのタッグで勝ち上がるという要素が斬新で面白かったです!ヤンセとヒナコのライマン親子もニクい活躍をしてくれましたね。
お読みいただき、ありがとうございました。ムスメサイアで仲間サイドだったヤンセとヒナコを敵に据える構成となりましたが、便利なキャラクターですね。彼らは。
2023年7月11日 17:24
執筆完結お疲れさまです(^^♪あまり格闘ゲームをしたことがない私でしたが、ギャラクシアン・バーリトゥードでの戦い面白く拝見させていただきました(*´▽`*)次の作品も楽しみにしつつ。まずは完結まで書き上げたことにおめでとうございますを°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
お読みいただき、ありがとうございました。慣れない一人称視点や恋愛要素を入れたため拙い仕上がりにはなりましたが、お楽しみいただけて良かったです!
編集済
読み終わったので感想
昔のアニメを思い出すようなコミカルさ、ギャグテイストは個人的に好きだった。
が、あまりにも端折り過ぎて「え、いきなり? え? あ、そうなったんだ。え、これが最後? え? 終わった……」と、虚無感を覚える。
あとがきまで見た上で、作者としても実験的な作品であった事と、設定アイデアの部分がこの作品の大事な部分であった事は理解。それにしてもあまりにもこざっぱりし過ぎではなかろうか……。
文章的にも、接続語が怪しい部分があり、少々難を感じた。このミスは読み直しで気付けるはずなので、勿体無い。
又、格闘ゲームのキャラクターになってしまった主人公と、プレイヤーであるヒロインが一緒に世界一を目指す……という構図は面白いと思うが、主人公は完全にプレイヤーの操作でしか動けない為に、共闘感が薄い。
せめて、ラストバトルの際に主人公がヒロインを奮起させたように、精神的支柱を担っている事が分かるエピソードがあれば良かったのにな、と思う。
端折られた幾多の闘いでヒロインが全く苦戦しなかった……というのが尚更「じゃあ頑張ってるのヒロインだけじゃね?」という印象を強める。
私個人も格闘ゲームはある程度経験があるのだが、確かに理詰めタイプのプレイヤーにとって、初心者のレバガチャは『逆にキツい』という代物ではある。
が、大会優勝レベルのプレイヤーにレバガチャが通じるわけが無い。その手法に苦戦してしまうヒロインが、超上級者レベルの戦場を苦もなく潜り抜けられるだろうか? という違和感。
上述した悪い点や違和感は、いずれも「端折り過ぎ」の一点に帰ってくる。
アイデアの良さに着目して欲しいのは分かるが、その為にも、この設定ならではのユニークなエピソードや、ラストバトルに至るまでのプロセスをもっと描いて欲しいと思った。
プロローグ時点での感想にも書いたが、感情移入しようにも、二人を温かく見守ろうにも、ダイジェストのようなシーンの切り貼りでは「そういう事があったんだ。そうなのね、そっか」と悪い俯瞰でしか見られない。
悪いところばかり特筆してしまったが、個人的にこの作品の小ネタセンスはすごく好みなので、そこがもっとじわじわと活きてくるような形になっていって欲しい。
それもまた「もっとプロセスを書いて欲しい」という点に帰ってくるのだが……。本当に惜しい作品だな、と思った。
※作者さんからの返答のご指摘の通り、『味わう』の部分は私の勘違いであり、コメントを訂正させていただきました。大変申し訳ありません。
作者からの返信
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。まぁいい加減に書いた作品だったなというのは私自身思います。そもそもヤンセとヒナコはムスメサイアを最後まで読まないと解らんキャラクターですし。
一つだけ言わせてもらいますが、『味わわせる』は合ってます。『味あわせる』が誤用です!そこは私も調べてから書いてますんで。