富士山
「あっ、こんばんはー!めっちゃひさしぶりやんっ!高校合格決まって以来やなー!明日は富士山に修学旅行で行くんやろ!せやから、めっちゃひさびさに、あんたのところに、あらわれてみたんや!だから、特にどうするってこともないんやけど、伊勢さんも、富士山ええなーって、言うてはったからな、そやから、しっかり富士山、見ておいで!ほなな、バイバイ」
☆☆☆☆☆
「あっ、こんにちはー!善光寺の時ぶりに、修学旅行に着いて来てもうた!うふふ...今から、富士登山するんやろっ!今ここは5号目やな!うちも、横で、いっしょに登ってるからなっ!あはは、めっちゃ楽しみ~!それはそうとバスガイドさん、めっちゃ可愛いなあ!やっぱ、そう思うやろ?」
SE// 登山している音
「うーわっ!めっちゃすごい景色!高いなー!高いとこまで登って来たでー!ほら見てみ!雲も下に見える...あれっ?なんか大きな鳥居も立ってるで!...いっしょに手をつないで鳥居くぐろかっ!」
「うわーっ、なんやなんや、鳥居くぐったとたん急にめっちゃ白い霧でてきたでーっ!うわっ!真っ白!めっちゃ濃い霧やな~。あっ、今、濃いっていうのと恋っていうの、掛けことばみたく、ふと思いついてもた!メモメモ...あ、そんなことより、なんか、ほんまに神聖な感じのする霧やなあ。真っ白すぎて、あんたのことしか見えへんわ!なんだか富士山に『よく、ここまで登って来てくれましたねっ』って言われてるみたいよねっ!あ、やっぱ、そう思う?それな!って感じ?ほんまそれな!」
「このことは伊勢さんにも、ご報告しておくわっ!いっしょに富士山登って、神聖な感じのする白く濃い霧に、ふたりで包まれていましたよ!って。ちゃんと言っとくね!伊勢さんも、きっとめっちゃ喜んでくれるわっ!ほな、うちは、ちゃんと富士山にも登ったし、これで帰るねー!じゃあねー!バイバ~イ!富士山の修学旅行、楽しんで帰って来るんやでー!」
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