都市伝説1 謎肉ハンバーガー
「あそこ。駅前にできたファーストフード店あるじゃん」
「あー、なんか聞いたことない店のやつね。私まだ行った事ないや。今度行く?」
「いや、じゃなくて。あそこ、なんか変な肉使ってるらしいよ」
「変な肉、ってのは。馬とか鹿とかそういう」
「それは―――――いや、それだってビックリするけど。でも、そういうのじゃなくて。聞いたらちょっとウゲーってなる感じの肉が使われてるって噂だよ」
「………それって、ニャンバーガー的な?」
「ニャンバーガー的な。」
「うげえ、おぞまし~。やっぱ行き慣れてる店、食べ慣れてるメニューの方がいいわ」
「ねえ。っていうかこの新メニューのバーガーめっちゃ美味しくない?お肉がジューシーだし、下のレタスとも合う!厚切りのトマトも合ってておいしい」
「おまえホント食レポ下手な。………………」
「…………ね。やっぱ行き慣れてる店は一番だけどさ。行き慣れない店の、食べ慣れないメニューってのも………乙かもしれないよ」
「…………そう、なのかなあ。」
「それにしても超おいしい。なんのお肉が使われてるんだろう?」
「さあ。でもきっと、ありふれたお肉だよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます