第3話片朴さん

 僕が朝学校に着くと、片朴さんが、読書をしている。挨拶すると返事してくれるけどそっけない。うちのクラスの人々は、教室にはいるとき、必ず挨拶をする。その全てに返事をする。

よく聞くと、彼は人によって返事を変えている。

松枝『おはようございます。(イケボ』

片朴『ぉ~はよッ』

僕 『おはよう』

片朴『ウッス』

一番反応がいいのは、筑紫野さんが来たときだ。

『おはよう片朴くん(*´▽`*)』

『おはよう』といいながら微笑むのだ。

 とてもお似合いのカップルだと思うけど、僕も気になってるんだよな~

まぁ二人とも断られるだろうけど。

僕は普通の人間だから、告白するつもりはないもの。もういっそのこと付き合ってしまえ!なんかいい感じのやつと!

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