読んでいて「あぁ人間だものな」と思わされました。物事はシンプルにカタをつけたい。でも感情のある人間には不可能なんです。悩んで、苦しんで、どうにか折り合いをつけて、それでも時々悪夢が顔を出す。それでも進まなければいけない。決めなければいけない。そんな人間性を強く感じる大変素晴らしい作品でした。