ロリ魔王さまの世界征服

ゆうくん

第1話 ロリ魔王、誕生祭

我は、八代魔王のリリム・クレスティフじゃ 

この魔族国のリーダー的存在なのじゃがみんなに可愛がられておるのじゃ。

なぜじゃと聞くと、幼い見た目に幼い感じの雰囲気などらしいのじゃ 


我は最強の魔王なんじゃぞと言うと


「知ってますとも知ってます」


とこんな感じで返されてのぉ 

それに我は意外とイラッときているのじゃ


そして今日は我の誕生祭じゃ。

1560年前にこの世に生まれたのじゃ 

今ロリババアと言ったやつ出てこい 

我の地味に嫌な魔法をかけるぞ 

とまぁいいか お主は正直もんじゃからな 許してやるわ 次そんなこと考えたら許さないからな


そんなこと言ってたら誕生祭がはじまってしまうじゃろうが


「みなさま、只今より魔王リリム・クレスティフの誕生祭を始めます。全員こちらを注目リリム様の登場です」


と司会の人に言われ我は皆の前に出る


「本日は我の誕生祭に参加してくれて感謝するぞ 今日の飯は最高なものを用意させた思う存分楽しんでくれ そしてここまで皆が支えてくれたお陰で成長ができた感謝するぞ と堅苦しいのは我嫌いじゃからここまでじゃ 皆これからもよろしくなのじゃ」


と我が言うと皆は


「「リリム様万歳、リリム様万歳」」


と万歳コールをされた


我はこれが苦手なのじゃ 

なぜかってなんか恥ずいのじゃ 

万歳と言われれうほどのものでもないからのぉ 

そんなこともあり誕生祭は始まった




「リリム様本当にお酒飲んで大丈夫なんですか?」

「おいクルラ我を馬鹿にしているのか」

「いえいえ滅相もございません、ただ心配で」

「それを馬鹿にしとると言っとるんじゃ」



こやつはクルラ・バルセージュ

四天王の一人で我が生まれたくらいに我のもとに来た 

こやつはよく我を子供扱いしてくる 



「リリム様一緒に飲みましょうよ」

「嫌じゃよお主が飲むと我に抱きついてきて中々離れてくれぬではないか」

「だって抱きつきやすいんですもん」

「それが嫌なのじゃ いつまで我を子供扱いしておるのじゃ」

「もう少し大きくなったらかな」

「うるさい 我はこれ以上伸びないのじゃ お主我の逆鱗に触れたようしゃな」

「すみません リリム様つい」

「もうえい 今日は許してやるわ 楽しい誕生祭じゃからな」

「ありがとうございます リリム様」

「お主調子いいな」

「それが私ですので」


こやつはエミリア・クリフォード

四天王の一人じゃ 

我からしたら全く四天王ぽくないのじゃが強さは四天王一じゃ 

ただ我にだけ甘くてのぉ 

酔うとすぐに抱きつこうとしてきたり風呂に一緒に入ってきたり、ベットに入ってきたりするのが偶にイラつくのじゃ


「エミリアあまりリリムを揶揄うではないぞ リリムは夜に、怒りすぎたと泣いておるからな」

「おいニュージュ見ておったのか」

「まぁたまたまな そうたまたま」

「怪しいのぉ それ嘘を見抜く魔法じゃ」

「いてててて リリムやめてください これ意外と痛いんですから」

「お主が悪いのじゃろ」

「俺は悪くないだろ だって泣いてたのは本当だし」

「それを言うなと言っておるんじゃ 次行ったら3分に一回躓く魔法をかけるぞ」

「地味に嫌だな リリムのかける魔法は意外と辛いんだよなぁ」

「我はあまり痛めつけるのは好きじゃないからのぉ」

「にしては俺に対してよくやるのは?」

「それはお主が悪い」

「だってニュージュどんまい」

「おいエミリアお前を注意したらこうなったお前が悪い」

「はぁ私は関係ないでしょう」

「関係あるわ」

「はいはい喧嘩はしない、せっかくのリリム様の誕生祭の空気が悪くなるだろ」

「「クルラ(くん)は黙ってて」」

「はい」


とこんな感じの会話をよくやる 


ニュージュ・フォレスターこやつも四天王の一人じゃ 

よくエミリアと喧嘩をしている 

エミリアが余計なことを言いニュージュが怒りクルラが止めようとするが二人して聞こうとしない 


我は正直うんざりしておる 

なんせ1500年以上も一緒に居るのによく喧嘩しておるのだぞ 

我争い事嫌いじゃのに


「お前らさっさ静かにせぇや 飯がまずくなるだろ」

「ミューラお主いたのか」


こやつはミューラ・シルエード口が悪いがいいやつじゃ


「おいリリムなぜ私はいないことになってんだ?」

「いやお主あんまりこういうの参加しないじゃろ」

「いやいやリリムの誕生祭は参加しとるやろ」

「そうじゃったか 誕生祭は10年ぶりにやるからのぉ 覚えておらんわ」

「リリム見た目は幼いのに中身はババァくせえな」

「ミューラちゃん今リリム様に一番言ってはいけないことを言ったんじゃない?」

「おう俺もそう思うぞ」

「あぁ今のは失言だったな」


そう我はババァという言葉が嫌いなのじゃ 

それをミューラのやつが言ってきたのだ


ミューラのやつ 顔を真っ青にしてこっちを見ておる


「ミューラお主覚悟はできているんだろうな」

「申し訳ありませんでした 口が滑りました」

「もう許さぬ お主ら全員そこに座れ」

「えっ私達も」

「当たり前じゃろ さっきからせっかくの我の誕生祭というのに言い合いやらしよって 我はこういう祭り事が好きなのを知らんのか」


そう我はこういうイベントや祭り事は毎度参加している程に好きなのじゃ

それを邪魔しよってさすがの我も堪忍袋の緒が切れたぞ


「お主らいつもいつも言っておるじゃろそしてミューラお主だけは後で我の部屋にこいわかったな」

「はい」


とか細い声で言った


「次エミリア、ニュージュいちいち言い合いしよってもうお前ら長い付き合いじゃろうが我は皆に仲良くして欲しいのじゃ もちろん世界征服はするのじゃがな」


そう我の夢は世界征服なのじゃ 

まぁ簡単に言えば我がこの世界の長になりたいのじゃその為に色々してきておる 

だがまだ人間国は支配できていないのでそれが今の課題じゃ 


「その為に色々やろうとしておるのに四天王のお主らが喧嘩してちゃ何もできないじゃろうが」

「リリム様の言う通りです 申し訳ありません」

「俺もすまない ただイラッとくるもんはくるんだ」

「まぁエミリアは偶にうざい時があるからな仕方ないじゃないか?ただ一々喧嘩してちゃ何もならんじゃろ違うか?」

「そうですね こいつはうざい時がありますからね できる限り喧嘩しない方向に考えます」

「なんか私すごいバカにされてない?」

「いやお主はバカじゃろ」

「リリム様ひどいですよ」


とこんな感じでいつも我が注意しておる


「最後にクルラ お主今日も我を子供扱いしたよな あの時は許したがもうこうなった以上お主にも怒る」

「理不尽だよ」

「知るか 元はと言えばお主らのせいじゃからな今日は我の誕生祭だと何度言ったらわかるのじゃ 誕生祭で馬鹿にされたんじゃぞ 怒りたくもなるじゃろ」

「それは」

「なんじゃなんか言いたいのか」

「いえ別に何もないですよ」

「そうか まぁいいか まぁこれ以上は言っても時間の無駄じゃから説教はここまでじゃ 今日は楽しむぞ 終わった後にはミューラとじっくり話し合いをしなくてはならないからな」


と笑顔でいうと四天王のみんなは


「ミューラ終わったな」

「ねっ ミューラちゃん明日仕事できるかな」

「でもしないとリリム様に怒られるんだよな」

「「う〜ん理不尽」」


「なんじゃなんが不満なのか」

「いえいえ別に」

「私も大丈夫ですよ」

「あぁ俺もだ」

「わわ私は終わりだ」

「よしみんな不満がないよじゃなこれから誕生祭楽しむぞ」


そして我らは誕生祭を楽しんだ 


誕生祭も終わり解散となった 

そのあとミューラには部屋にきてもらい一時間程説教と軽〜く横腹が痛くなる魔法をかけてやった 

悪いのはあやつじゃ 我は悪くないのじゃ 


そして我は風呂に入り眠りについた










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初めましてゆうくんです 今回から ロリ魔王さまの世界征服という作品を不定期で投稿していきます 異世界ものは初めて書く為これでいいのかと不安もいっぱいです こんな風にするともっといいよなどの意見があればぜひコメントくださると嬉しいです

誤字脱字があれば指摘の方をよろしくお願いします

これからも楽しんでいただけるように頑張ります

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