俺の 私の 太陽

taroro

第1話 プロローグ

走れ!走れ!

そのまま走り続けると次第に息も上がってきた。

しかし左手から力強いぬくもりが伝わってくる。

振り返ると、俺は気持ちを奮い立たせた。

そうだ、これを守るんだ。しっかりと俺の手を握りながら微笑む、彼女の輝く笑顔を・・・




そんな彼女と出会ったのは2年前。

出会いは最悪だった・・・

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