二人と一匹

二人

いつだって 空が自由であるように 君と僕とで 自由を描く


大丈夫 君が笑ってくれるから 今日も元気で 「いってきます」と


「出かけよう」 たまの休みに 気兼ねなく 揃った声が とても嬉しく


喧嘩して 涙出たのに 二時間後 おんなじ映画 見て笑ってる


風鈴の 音がたなびく お祭りに 「これも買って」と あれやこれやと


「僕なんて嫌いになって良いんだよ」 放った言葉 手を握る君


「もう二度と 戻らないから」 そうじゃなく 当たり前さえ 当たり前なの

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る