第7章 受験
受験当日、起きたら電話が切れていて、行ってきますと文章があった。私はAに行ってらっしゃいも言えずに、寝ていたのだ。
塾に行っても1週間ほどAは顔を出さなかった。ずっと勉強していたから疲れが溜まっていたのだろう。とりあえず私と日向先生とAは3人で結果を待つことにした。
合格発表の日、私と日向先生は悩んでいた。塾の先生が生徒の合格発表に行くのは普通のことなのだろうか、私と日向先生は話し合い、日向先生が、「俺は行けるかわからないけどお前は行ってこいよ」と言い、Aの受験した高校に1番近いコンビニの駐車場でAから合否を聞くことにした。
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