第48話 私はお母さんの子でいられるのかな

私はこんなにもお母さんを嫌っていてもお母さんの好きな部分があるから私は何も言えない。

どんなに私を苦しめようとも趣味の話や今後のことなどちゃんと話を聞いてくれる部分もあるから。

私にとって母親は不必要であって必要な存在なのだ。

だから、私は生きている限り母のことを思い続けるだろう。


それでも、いいと思う。

それがきっと私たち家族のかたちなのだから。


私はただ苦しみから這い上がるのはきっと1人でやるしかないのかもしれない。

それが、私のお母さんからもらったもの全てを拭うための最後の頑張りだと思う。

私はきっとお母さんからしたらダメな子で、嫌味な子だと思う。

でもね、私はお母さんが私を好きでも嫌いでも私はお母さんの子になれたかな。

そうだといいな

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