第36話 療養中の考え事
今就労移行っていて障害のある人の就労を助けてくれる場所に通ってたんだけど、体調崩していけなくなっちゃったんだ。
それが凄く悔しくてたまらない。
だって、就活間近まで行ったんだよ。
それなのに、コロナで全部終わっちゃった。
今も体調は良くならないし、難しいよね。
本当に双極性障害は難しいと思う。
どんなに頑張ってもどこまで頑張ればいいのかさえわからないんだ。
それにもし就労移行がダメだったら公的機関を使ってお金をもらうことにした。
というかもらってるから、それでなんとか暮らしてもいいんじゃないかなって父さんは言ってる。
私は働きたかったな。
でも、働けない身体になってしまったのが、いろんな人に申し訳ないと思った。
家族だけでなく主治医や就労移行の職員さんにも申し訳ないと思った。
だけど、コロナになったおかげで本当にやりたいことを見つけられたから良かった。
今は公務員になりたいわけでも事務職になりたいわけでもない。
物を作ったり、農家さんになりたい。
それが私の1番の夢になってる。
体調はいつ戻るかは分からない。
でも、この1年通った就労移行は私の糧になったと思う。
だから、凄く感謝しています。
今は療養に専念したいと思います。
心配があるとしたらそれは、もしかしたら手帳の等級が変わってしまうかもしれないことですかね。
だけど、私は体調が戻って就労移行に行けたら朝の挨拶で元気よくおはようございますって言いたいですね。
それが出来たら本望です。
もしかしたら、私には働くことが向いていなかったのかな。
そう思っちゃうんですよね。
在宅で何かをする方が良かったのかもしれません。
でも、外に出て光を浴びて誰かと話したり、運動もしたいですね。
頑張らないで頑張りたいです。
ずっと生きられるようにどうか応援していてください。
私もどうにか頑張るので。
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