第2話 嫌いなこと。

生きることが果てしなくたいへんなことに気づいた。

でも、生きていたい。

頑張りたい。

喘息の咳が止まらない。

誰かが怒られるのも怒られるのも怖い。

学校も、嫌いだった。

誰かと一緒に生活することすごく嫌だった。

仲良くなっても気に食わないと知らんぷりするからだ。

人が信用できない。

高校生になると極端に人が怖くなった。

高一の時は友達がいなかったから、

高校2年で友達に話題を合わせようと頑張った。

でも、疲れた。

死ぬことが怖い。

目が覚ませなかったらどうしよう。

生きていたい。

小学二年生の時にタクシーに轢かれた知らないおばあさんを見て怖かった、

A叔母さんが山で亡くなる時もB叔母さんがトイレの中で亡くなったのも怖かった。

死亡、死去、喪中、冠婚葬祭全部嫌いだ。

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