第10話

そうして王女殿下や王太子殿下から離れた場所に来た。

「大変な目に会ったねシェリー大丈夫かい」

「···ええ、大丈夫よアイゼル」

「気を取り直して、教室に行こうかシェリー」

「わかったわ、アイゼル」

そして教室に向かった。

その教室には···

「アイゼル、やっと来たのね」

「何故、いらっしゃるのですか王女殿下」

「それは···」

「トリシアや私は君たちと同じクラスのはずだが聞いていないのかい」

「それは···初耳ですね」

「そうか、ならぜひともよろしく頼む」

「···わかりました、王太子殿下」

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