第6話

今日は学園初登校日、正直不安しかない。

ミリが制服が着替えるのを手伝ってくれる。

「ミリ、私本当に大丈夫かな」

「大丈夫ですよお嬢様」

「そうかな」

「そうです」

走行しているうちに制服に着替え終わった。

「お母様、お父様、行ってきます」

「シェリーあなたなら大丈夫よ」

「ああ、そうだとも」

「シェリー、じゃあ行こうか」

「ええ、アイゼル」


馬車に乗り込んだ。

「アイゼル、私大丈夫と思う。」

「ああ」

「だって私が貴族の間での噂···」

「何かあったら俺が守るから。」

「うん、ありがとう。」


学園に着いた。

アイゼルとならんで歩いていると

「アイゼル公爵令息よ」

「相変わらず、見目麗しいわ」

「隣に歩いてるのは···」

「ああ、噂の公爵令嬢だ」

「本当に感情がないんだな」

「ああ、噂に聞いたとおりだ」

「見目はとても美しいけれども、感情がない人形姫」

「ふふ、本当に」

学園には私の噂がほとんどなんだなと改めて思った。

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