第5話 家から学校までの距離
次の日2人は腕を組み話しながら登校していた。まさにラブラブなカップルという感じだ。
風夏が春香の腕をぎゅっとしながら「春香!大好き!」と言うそれに答えるように春香もぎゅっとしながら「私も大好きだよ」と返す。そんなこんなでイチャつきながら登校しているとあっという間に学校についてしまった。
教室までの間に風夏が言った、「学校までの距離もうちょっと長かったらいいのになぁ〜」
「私はこれくらいで十分だなぁ〜」と春香が返す。すると風夏が少し食い気味に「なんで!二人で居れる時間長くなるんだよっ!」
「この距離だったら学校に早く来ようと思えば来れるし時間に余裕できるしこうやって風夏を膝の上に乗せて話すこともできるから。」風夏は「さすが春香だ!色々考えてるんだねぇ〜」と春香の膝の上に乗りながら言った。
すると突然、春香が膝の上に居る風夏を抱き寄せて耳元で「もっと早く学校に来れば風夏と色々できる」と囁いた。
それを聞いた風夏は顔を手で隠していたが、顔を真っ赤にして照れていたのは春香にはバレていた。それを見た春香はまた耳元で囁いた「かわいいね」と。そうするとまたさらに風夏は顔を赤くしていた。そしてチャイムがなった。
学校が終わり腕を組みながら帰る。風夏が「朝のあれちょっと過激すぎっ!」と言った。
それに対して春香は「ごめん。ちょっとやりすぎたかもっ」と笑う。「お詫びと言ってはなんだけどあのカフェでカフェオレおごるけど飲む?」と春香が言った。
風夏は「うん!飲む!」と元気に返した。
こういうところがかわいいなぁと思った春香であった。
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