第19話 剣技と魔法の二刀流

①「おおーなんか左側が水色右側が黄色になってるぞ、それに鍔が緑になってる。」

②「これって魔力の影響じゃないか?」

①「もしかして呼吸とか使えるのかも。」

②「刀と日輪刀は別物だ。」

②「刀の名前でもつけておいたらどうだ?」

①「じゃあ『諸刃の剣(モロハノツルギ)』かな。」

②「俺たち技名どころか刀の名前までカッコつけてる気がするんだけど…」

①「気のせいだろ」

②「多分気のせいではないと思う、皆さんもそう思いますよね。」

①「お前誰に言ってるんだ?幻覚が見えたら病院に行った方がいいぞ。」

②「それはともかく練習しろよ」

①「ハイハイ分かりました。」


3カ月後……………………………………


②「まあ魔法使えない時は代わりになるんじゃない。」

①「お前、俺がどれだけ努力してるかも知らずによくそんなこと言えるな。」

②「だってどっちにしろ攻撃は魔法メインだし刀は重いから邪魔になる。

 その点お前は秒速10億㎞で移動できるが…魔力の消費が半端ないよな。」

①「お前魔力を戦闘中に貯める事の難易度を全く知らないだろ。」

②「そのと~りで~すよ。」

①「ブチ転がすよ。」(ワザと『転がす』にしています。)

②「じゃ戦ってみようよ、絶対俺が勝つからさ。」


②「すいませんでした、🙇」

①「よろしい。」

②「あの刀、振るったら魔力なしで魔法で攻撃できるとは。インチキめ」

①「なんか言った~?」(メチャクチャ攻撃態勢で脅してる)

①「この刀の事知りたいでしょ、教えてあげるから150重の緑真珠ちょうだい。」

これはもう完全に刀を手に入れたからって調子に乗ってるパターンだ、それに

これはもう魔力を全部無理に奪おうとしている。ちなみに魔力は貯めた人が

使うまでなくならないが、魔法真珠にすることで渡すことが出来る。

①「紫にリベンジしない?」

②「200重の緑真珠の恨みを晴らすか。」

二人はなぜかメチャクチャニヤニヤしながら緑の悪魔に紫の居場所を

はかせるのであった。

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