《300PV感謝!》英雄譚
なゆお
プロローグ
今日はいつもと変わらない日であった。
だが、俺はあいにく気分が悪くボーとしていた。
すると。
マンホールに落ちてしまった。
「えっ?」
一瞬何が起きたのか分からなかった。
落ちているのを分かるのに、5秒かかった。
「まじか!」
どうしよう。
死ぬやん。長かった。俺の、人生。
…。長くね?
こういう時は目をつぶり…。
ぶつかる衝撃が無いまま、いた。
目を開けてみる。気が付くと俺は白い部屋にいた。
あっ、死んだのね。
『ようこそ。死後の世界へ。』
「あっ、どうも。」
『あなたは輪廻転生の元に、生まれ変わります。』
「おお。」
『記憶を無くして、生まれるか、
記憶を持ったまま、また自分の人生をやり直すか。どっちが良いですか?』
「うーん…。俺あんま人生得してないからな。俺は次の人生を歩む事にする。」
『分かりました。ただし、何かしらの原因で、記憶が残ったままだったりが、ごく稀にあります。そういう事には注意しますが、起こる事があるので、理解してくれると助かります。』
つまりは、転生か。
ま、起こるとしても、結構な確率だろ。
『では、良い人生を。』
俺は、第2の人生を歩む!
俺は深く目を閉じた。
……。
あれ?何も起きないな。
うーん。とりあえず、目開けるか。
すると、目の前には親の顔。
ではなく。
ただ、豪華な城で、一人。
と、周りには何人か。
あれぇ?転生するんじゃないっけ。
しなかったとしても、記憶無くして、新たな人生では無いっけ?
「勇者が現れたか。」
「勇者?俺が?」
「あぁ。おい、鑑定士。早くスキルを鑑定しろ。」
「はい。」
「…。どうだ?」
「…。何だ?これ。『気圧を操る能力』?」
『気圧』?『気圧』って高気圧とか低気圧とか?
「『気圧』?『気圧』とはなんだ。」
ここに『気圧』の概念ないのか。
「『気圧』は、簡単に言えば空気の重さです。簡単に言えば、空気を操れる?あと、気圧によって天気とか変わるので、天気も操れるかな?」
「…。雑魚スキルか。チッ。この日に幾つもの月日を重ねたか。いい。お前は追放だ。」
という事なので、追放されました。今、野原で突っ立っています。
「…。これからどうしよう。」
他の国行くか?
でも、他の国もこんな感じだったら嫌だな。
「とりあえず歩くか。」
5分後。
「キシャーーーー!」
「…。」
死ぬ、やばい。俺、もう、ダメや。
気圧を掛けながら俺は思った。
最後に俺の能力見たいな。
俺は低気圧で、モンスターを少し浮かすぐらいにしようと思ったら…。
「キシャ!?」
20mぐらい上がった。
つかさず、高気圧を全力で食らわせる。
その後、
グシャッ!
と音と共にモンスターが落ちた。
「…。」
あれ?これ以外に最強?
memo……………………………………………
[前提]『気圧』の高さや大きさに関係なく、
空気の重さを感じる事を風とここでは言う。
『気圧』。空気の圧力。(力の大きさ。)
『気圧』には風の元となる『中心』がある。
高気圧の『中心』では、上から下に風が吹く
下降気流が起こっている。
高気圧は『中心』から周辺へと時計回りにうずをえがきながら、風が吹いている。
低気圧の『中心』では、下から上に風が吹く上昇気流が、の起こっている。
低気圧は周辺から『中心』へと反時計回りにうずをえがきながら、風が吹いている。
……………………………………………………
↑中2で習うので、今のうちに予習!
ども、理科で赤点取った、なゆおです。
しかも、気圧のやつ。
鵜呑みにしない方良いよ。
分かりやすくざっくり説明してるから。
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