第2話
ゲホッゲホッ
気分悪りぃーな死んだか?
え?
—周りを見渡す—
ってなんだここおぉぉぉぉぉーーー
それは誰もいないパソコンだけが灯いた
オフィスのような場所だった。
何度も周りを見渡す。
自分のデスクだと思われる場所には
気持ちの悪い中年の男と、
どこかで見たことのありそうな女の人
そしてその子供らしき人が写った写真。
そしてたくさんの資料が置いてあった。
とりあえず状況を把握しようと
扉を開けようとした瞬間。
」ビービービービー
うわっっっ
スマホが鳴った。
七海という女の人からだった。
電話に出ると
「お父さん早く帰ってくるのよ!残業もいいけど」とだけ言って切られた。
俺は「おう」
としか言えなかった。
外に出るとビルは8階建ての6階にさっきいたオフィスがあったとわかった。
どうやら調べたところkobrair
というそこそこの大手らしい。
前の人生では聞いたことのない会社だから
かなり時間が経っているのかもしれない。
そして
外では非常に寒い風と周りの人からの寒い視線を何故か体を襲ってきた。
こりゃなんか変だな
そう感じた俺は自分が持っている
ブーブルマップをうまく使い、
このよくわからん体の本人の家まで
たどり着いた。
さすが大手いい家に住んでんじゃないか。
とりあえず今の状況を理解するために
この家を捜索してみないとな、、、
カバンに入っていたカードで
ロックが解除される。
「ただいま」
と同時にドアを開けた。
—続く
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